梅雨が明けてさっそく夜遊びモード。
FMA230+QBPとEOS700D(改)のペアでの撮影はおよそ半年ぶりです。
ダークファイル、フラットファイルと撮って、1番目の目標はくちょう座のサドル付近。
ステライメージ9でダークファイルRAW画像を読み込んで・・・なんかおかしい!?
ダークファイル、通常はこんな画像表示になるはず。

ところが今回はこう。

矢印の先のチャンネルパレットのグラフもいつもと違う。
フラットファイルRAWも通常は、

それが今回は、

やっぱりグラフが出ていないし。
いつもJpegとRAW両方記録しているので、ライト画像を見ると、

Jpegの方はグラフ出てるけど、

RAWの方はやっぱり・・・左下の白い影は薄雲があったようですが、今回の現象とは無関係。
念のためこのままベイヤー・RGB変換してみると、

変換はできたけど、相変わらずグラフに反応はないし画像も変。
名探偵さんに謎解きと解決方法を乞う!
やまねももんがさんとみゃおさんから頂いたアドバイスをもとに、画像を追加しました。
SI9はステライメージでRAW画像をそのままベイヤー・RGB変換だけしたもの
PSPの左上はペイントショップでそのまま現像したもの
PSPの中下はSI9のオートストレッチに近い処理をPSPでしたもの

カメラはそのまま、レンズをFMA230からEFレンズの300mmにして風景を撮ったもの

昨年12月に撮ったダーク画像と、今回(6月)に撮ったダーク画像をそれぞれ1000%に強拡大したもの

さらに追記
layout3さんからメールで、レベル調整の幅を広げてみてはどうか、とのアドバイスをいただきました。
そこまで見ていなかったのですが、言われてみれば確かにチャンネルパレットのグラフで▲と△の幅が1の差しかありません。
レベル調整のヒストグラム縮小を繰り返したところ、今まで見えなかったグラフの山が見えてきました!
撮影時のカメラモニターのヒストグラムの山の位置を思い出しながら調整。
これをワークフローで他の画像にも適用し、冬バージョンのダーク/フラットを使って処理。
コンポジット、オートストレッチまでした画像がこれ。

いつもPSPへ受け渡すところまでの補正をしたものがこれ。

という事は、SI9のRAW読み込みの所で不具合が起きているのかなあ?