ミクロ

2024年8月17日 (土)

流星塵採取は成功か?

ペルセウス座流星群の極大日の夕方から翌日の夕方まで、複数枚のスライドグラスにワセリンを塗って屋外に放置してました。

目的は流星塵の採取。

スライドグラスを回収し、顕微鏡で丹念に探しました。

大きさが数マイクロメーターの黒い球状の物体がいくつか見つかりましたが、この条件に合うからといって流星塵とは限らないそうです。

なので『流星塵候補』としておきます。

100倍

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以下は400倍

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最後の一つは他と比べてサイズが大きいので立体化処理しましたが、どうなんでしょうね?

2024年8月16日 (金)

ヒエンソウの花粉

最近良い天気が続き、塩漬けが2ヶ月になってしまった花粉の画像です。

幸い塩分の効きが良くカビは生えていないようで一安心(笑)。

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2024年8月 5日 (月)

ペラペラヨメナの花粉

今日はおそらく1日中曇り空。

約2ヶ月塩漬けしていたミクロ画像をようやく出す時が来ました。

玄関わきに自生のペラペラヨメナの花粉です。

いい味出てるかな(笑)。

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2024年4月26日 (金)

空気中に漂う物 正体不明

屋外にスライドグラスを放置して採取したミクロの物。

最初は素性がはっきりした黄砂とヒノキ花粉。

次に、花粉とは思うものの何の花粉か特定できないものを出しました。

最後になる今回は、正真正銘(?)の正体不明物を持ってきました。

最初の2点は400倍で撮ったもの。

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見た目は鉱物のようですが何でしょう?

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これは黄砂より若干大きめでほぼ楕円形をしています。

次の2点は400倍ではピントが出づらく、100倍で撮ってトリミングしています。

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花粉にしては小さい方です。

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黄砂より大きなこれも鉱物質のような?

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2024年4月24日 (水)

空気中に漂う物 正体不明の花粉

昨日に続いて空気中に漂う微粒子から。

今日はこれまでの観察から花粉だと分かるものの、実際の花から採取したものではないためと、類似の形が多数あるため特定できないものを集めました。

今回採取した中で数が多かったもの上位3種のうち、1番が圧倒的に黄砂、3番がヒノキ花粉でした。

そして意外やヒノキよりも多かったのがこのタイプ。

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候補にスイセン、スノーフレーク、ウケザキクンシラン、クサイチゴあたりを上げておきましょうか。

サザンカにも似ていますが時期としては過ぎているし、長いこと浮遊していたとしてもヒノキより多いことはないでしょう。

以降は数が少なかったものです。

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ヒイラギナンテンによく似ていますが・・・。

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花粉に違いないと思うのですが見当がつきません。

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これも見当がつかない・・・花粉には違いないと思いますが・・・たぶん。

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タイプの違う花粉が並んでいたので撮りましたが、右側のはヤハズノエンドウに似ているように見えます。

一応この時期に花粉を持つ候補を上げていますが、時期を広げれば候補は増えるでしょうし、これまで花粉を採取し特定できたものを挙げただけで、まだまだ採取できていない花の方が圧倒的に多いのが現状です。

そして、花粉以外にも浮遊していた正体不明物を次回に。

2024年4月23日 (火)

空気中に漂う物 正体確定分

黄砂注意報が出ていた4/18の朝、風はほぼ無い状態だったので、スライドグラスに木工ボンドを塗って、ガレージの屋根に半日放置してました。

目的は黄砂と今がピークとされるヒノキ花粉の採取。

前もってネットで画像検索し、それぞれがどんな形をしているのか予習し、スギ花粉より少し小さいというヒノキ花粉が約30μで黄砂は4μぐらいという事を念頭に、翌日に顕微鏡で確認しながら撮影しました。

400倍で見ると黄砂の姿はこうさ・・・お粗末。

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ヒノキの花粉の方は特定に迷いましたが、その理由は採取の仕方に原因があったと思います。

木工ボンドは水溶性で水分が徐々に蒸発して固まります。

未だ水分の多い頃に付着した花粉(ほぼ加水状態)と、ほぼ固まった頃に付着した花粉(乾燥状態) の違いが現れたのではないかと思うのです。

400倍で見たヒノキの花粉A

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400倍で見たヒノキの花粉B

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黄砂はどの画像にもまんべんなく写り込んでいて、大量に飛散していたことがこれからも分かります・・・って、顕微鏡で確認するまでもなく、数キロ先の風景が霞んでいたことで証明済みでしたけど(苦笑)。

2024年4月 9日 (火)

アブラナの花粉

先日の事、購読している地方紙に普賢寺の菜の花畑が満開を迎えているとの記事が載っていました。

Googleマップで調べてみると、我が街とは木津川を挟んだ川向こうの京田辺市にある観音寺との事。

バイクで片道約20分強の距離感なので、早速出かけてみました。

思っていたほどの広さはなかったものの、それでも十分見応えのある菜の花畑です。

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観音寺は上の写真では左奥の立派なお宅の向こう側に隠れた位置にあり、こじんまりとしながらも風格を感じるお寺でした。

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鐘楼の近くには石碑と立札があり、本能寺の変の際、堺にいた家康が伊勢に逃れた「伊賀越え」の道中に当たる所との事。

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話は戻って・・・ここの菜の花は訪れた人が勝手に摘んで帰ってもよいとのことで、平日の昼前でしたがちらほらとやってきては菜の花畑に入って摘む人、写真を撮る人がいました。

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かくいう私もその一人で、花粉撮影用のほかおひたしにしようと、少し多めに摘んで帰ることに。

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しっかり湯がいたつもりでしたが茎がまだ固く、おひたしは諦めて翌朝のみそ汁の具にと、さらに火を通して美味しくいただきました。

2024年4月 6日 (土)

ソメイヨシノの花粉

近所の道路沿いの桜並木のソメイヨシノも満開になりました。

昨日も今日も花曇りです。

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2024年4月 5日 (金)

ヒメリュウキンカの花粉

近くの貸農園に咲いていた見知らぬ花。

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スマホで撮って画像検索したら数秒で花の名前が分かりました。

便利な時代のなったものです。

キンポウゲ科の花で別名はキクザキリュウキンカというそうです。

花粉がたくさんついているので顕微鏡撮影の餌食に(笑)。

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2024年4月 4日 (木)

シクラメンの花粉

玄関から道路に出るまでの階段のわきに、ひっそり自生しているシクラメンの花。

気が付いたのは数年前の事ですが、うちの奥さんによると10年以上前から咲いているとの事。

どこから飛んできたのか、我が家を安住の地と決めてくれた可愛い奴です(笑)。

久しぶりに顕微鏡でパチリ。

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今回の暗視野は光源と落射角度を変えてみましたが、以前の方がよかったみたい。

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