天体

2025年3月11日 (火)

お月様は頼りになるという話

朝から雨です・・・。

1月の末に銀河を撮って以来夜間の天候に恵まれず、出番の無かった主砲のCAPRI80EDですが、一昨日裏庭に出して銀河祭りの続きを目論見ました。

ひとつ目のアライメントに月のそばで光る火星を選び導入。

ファインダーで確認するも視野の中に見当たりません。

極軸は合わせたはずなんだけど?・・・ちょっとしたパニックに。

ではと隣の月を導入すると視野の一隅が明るいのでその方向に月があると判明。

実はこのファインダーを受けるアリ溝ベース、前後2点止めでガッチリ固定できるのは良いのだけど、ファインダー足のアリガタの方かアリ溝ベースの方かの加工精度があまりよろしくないようで、前後のネジのどちらを先に締めるかで、ファインダー視野が8°ほどずれてしまいます。

使い始めた頃はそれが分からず、光軸合わせに苦労したもの。

一度分かれば先にどちらを締めるかで解決したのだけれど、この夜は約1か月半ぶりの出番でうっかり失念してしまったようです。

ボケのせいだとは思いたくないけど・・・これからは間違えないよう、固定ネジの所にどちらを先に締めるのか印をつけておきました(苦笑)。

それにしても、明るくて面積のある月はこういうときに頼りになります。

お月様ありがとうの気持ちを込めて、この夜のメインの撮影対象ではなかったけれど、感謝の1枚。

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2025年3月 5日 (水)

2月の朝の4日間

今日も雨です。

梅雨が3月に引っ越してきたみたい。

ネタが無いので無理やりこんなのを引っ張り出してきました。

まだ寒かった2月の朝、新聞を取りに玄関を出た先に光っていた月の4日連続の画像です。

4/3カメラの望遠を使い、1枚目は100mm、2枚目以降は300mで手持ち撮影でした。

敢えて月の見えた方角も月齢も書き入れませんので推理してみてください。

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2025年3月 2日 (日)

画像今昔

朝から降ったり止んだりで日課の出番がありません。

未処理画像のストックもないので、画像の整理でもしようかとパソコンに作っているデータベースを見ながらチェック。

しばらくの空白年月を経てデジカメが普及し出した頃合いで復活した天体撮影ですが、当時のものは画像処理もごく単純な事しかしておらず、元画像を残すようになったのはつい最近になってから。

デジタルカメラで撮った初期の木星画像は2003年3月2日、まさに22年前の今日でした。

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最新の木星画像は今年1月28日。

機材も設定も全く違う画像を見比べて、「やっとここまで来れたか」と感慨も(笑)。

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天体撮影でまず撮りたくなるものの代表格のひとつがM31、アンドロメダ大銀河。

初出は2007年で、ほぼ望遠鏡で覗いた時のイメージのまま(笑)。

M31_071005

そして2023年に撮ったこれが最新です。

まだまだですが一応自己満足レベル。

M31_230717_0230

自分の十二星座宮が「ふたご座」という事もあって、地味天を撮り始めて比較的早い時期に望遠鏡を向けたのがM35。

2009年が初出でしたが、今回これを見て本当にM35? と疑うレベルですね(苦笑)。

M35x2_090214

最新は2024年の画像で、やはりM35は付録(ngc2158)付きのこれでなくてはね(笑)。

M35_ngc2158_ic2157_240102_2123_20250302150401

初期のころの画像には「懐かしさ」という味付けが加わるので捨てがたい感情はあるのですが、ほとんどは今となっては残す価値を見いだせないレベルの駄作の山。

先にも書いたように処理前の元画像でもあればともかく、結果画像しか残してこなかったので再処理のやりようもなし。

さてどこまで淘汰するか。

2025年2月16日 (日)

おおぐま座 M82

予報通りの曇り。

M81とペアで撮影されることの多いM82ですが今回は単独で。

33分の総露光でこれなら、自分としては十分納得でした。

M82_250129_2139

2025年2月12日 (水)

おおぐま座 M81

曇り空です。

早ければ午後にも雨が降り出すそうです。

 

春の銀河祭りの幕開けの定番と言えばM81とM82のペアでしょう。

今回はM81単独で撮りました。

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2025年2月10日 (月)

春の先駆け NGC2403

先月の末春の銀河祭りの先駆けとして、きりん座のNGC2403をCAPRI80EDとASI664MCのペアで撮りました。

100枚スタックしただけのがこれ。

N2403_250129

自分なりに悪戦苦闘した末がこれ。

8等級と割と明るい方なので住宅街でも行けると思ったんですがねえ。

N2403_250129_2100

2025年2月 9日 (日)

撮り直しメシエ M48

相変わらずの寒さですが今朝は雪もなく所々に青空も見えます。

上手くいけば日課も・・・。

 

撮り直しメシエの続き。

M48はM41ほどハードルが高かったわけではないのに、なぜか総露光時間の短い画像しか撮れていなかったので、これも隙間時間に撮影しました。

M48_250118_2124

メシエ散歩と、その寄り道で撮り直した天体はこれでお仕舞いです。

今年もそろそろ春の銀河祭りの季節ですね。

2025年2月 8日 (土)

撮り直しメシエ M41

10時を過ぎて一旦降雪は止み、自宅前の道路も雪が融けてきました。

しかし玄関前から道路までの日当たりの悪い階段には雪が白く残ったまま。

郵便受けに新聞を取りに行くのもおっかなびっくり(苦笑)。

我が家の周辺は日当たりの悪い坂道が多く、前の道から雪が消えたからと言って油断は禁物。

日差しが無く寒いままだし・・・。

 

裏庭からは撮影が厳しいメシエ天体。

全く撮れない対象はプチ遠征でどうにかクリアしましたが、以前撮っていてもスタック枚数が少なくて消化不良気味のものがいくつか。

おおいぬ座のM41もそんなひとつだったので、機材をCAPRI80EDからFMA180へ、デジカメからCMOSカメラに替えて、主目的対象の合間に挟んでみました。

デジカメでは2分露光x8枚がせいぜいだったものを、画角を狭くし1枚の露光を短くして総露光時間を稼ごうとしたたわけです。

しかし、やはりというか、目的の総露光時間に達するまえに壁に阻まれました。

M41自体に直接影響のない範囲でスタックしたんですが、左下隅が暗いのはその影響。

これで良しとするか、プチ遠征で撮り直すか迷うところです。

M41_250118_2001

2025年2月 5日 (水)

月面X 久しぶりにご対面

今日は月面Xの日なれど天文あるあるで、例のごとく夕方まで強い風が吹き雲も多く流れていたので諦めていました。

が、風呂上りに外を見ると雲が消え風も弱まっている様子。

いざ出陣!

念のため黒点撮影用のミニボーグを出して撮影。

速めのシャッターにしたので全体が暗くXがはっきりしないミス。

Mo_250205_1818

時折視野を揺らすものの、何とかなりそうなのでMAK君に交代。

3分割で撮ってISE→ICEでモザイク合成・・・何とかなりました。

Mo_250205_1831

MAK君は口径がミニボーグの約3倍あるので等倍で見ると迫力が出ますが、ブログにはいつものとおり縮小表示しています。

ちなみに上記のMAK君と同じ縮尺率でミニボーグの画像を表示するとこんな具合。

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2025年2月 4日 (火)

メシエ散歩 M93

プチ遠征で収穫したM93。

これで残すはあとひとつ。

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