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天体

2019年12月14日 (土)

星座を作る星69 オリオン座ガンマ

星座を作る星69回目は、オリオン座γ星ベラトリクス。
フラムスティード番号24
距離約240光年
眼視等級1.6
絶対等級-2.8
スペクトル型B 青白
半径6R
質量9M
光度7,100L
表面温度約21,800k
_191121x21_20191214134201
オリオン座の西側の肩で光っている星が、このγ星ベラトリクスです。
以前は青色巨星と思われていたのですが、最近の観測結果からB型主列系星に分類されています。
素人にはその違いの意味がよく分かりません。
固有名のベラトリクスはラテン語で「女戦士」の意味だそうです。
比類なき狩人オリオンの肩にアマゾネスが乗っかっているとは、その姿を想像してみるのも面白いですね。

2019年12月12日 (木)

星座を作る星68 オリオン座ゼータ

曇り。
星座を作る星68回目は、オリオン座ζ星アルニタク。
フラムスティード番号50
距離約818年
眼視等級1.7
絶対等級-5
スペクトル型O 青
半径20R
質量33M
光度250,000L
表面温度29,500k
_191107x21_20191212084501
アルニタクはオリオンの三ツ星の左側の星。
近くにNGC2024(通称燃える木)や馬頭星雲があるので、天体写真に一緒に写ることで露出頻度の高い2等星です。
実は3重連星で、主星は太陽の20倍の半径と33倍の質量を持つAa青色超巨星と、太陽の14倍の半径と7倍の質量を持つAb青白色準巨星からなる連星。
この2つは約7年周期で公転しあっています。
さらに地球から見て2.3秒角離れたところを、4等星の伴星B青色巨星が約1500年かけて公転しているので、全体として3重連星になります。
2.3秒角離れて2等星と4等星なら、10cm程度の口径の望遠鏡で100倍にすれば分離して見えるはず。
 
住宅地の空で30秒露光でも、うっすらとNGC2024が写っていたので、無理を承知で強調処理してみると、
_191107x21b
馬頭星雲もなんとかわかるようになりました(笑)。

2019年12月11日 (水)

星座を作る星67 オリオン座イプシロン

薄雲の広がる晴れ。
星座を作る星67回目は、オリオン座ε星アルニラム。
フラムスティード番号46
距離約1340光年
眼視等級1.7
スペクトル型B 青白
半径26R
質量40M
光度375,000L
表面温度約25,000K
_191107x21_20191211093601
オリオンの腰にある3つ星の真ん中の星、アルニラムは太陽の40倍も重い青白超巨星です。
強烈な恒星風(太陽風)により、1年間に太陽質量の200万分の1の質量を失っているということなので、単純に考えると8000万年で質量を失ってしまうことになります。
もっとも、その前に超新星爆発を起こして、ブラックホールを残すことになるのでしょう・・・たぶん。

2019年12月10日 (火)

お月様をモザイク合成してみた

まず訂正を一つ・・・昨日アップの月齢は11.5と、カレンダーに載っていた月齢をそのまま入れてしまったけれど、ステナビで確認したら撮影時の月齢は11.8でした。
ところでカレンダーに記載の月齢って、各日の何時の月齢なんでしょうね?
ステナビでたどってみたら、12/8の月齢11.5は11:00~13:00の間でした・・・ということは、各日の12:00つまり正午の月齢ということのようですね。
少しだけ賢くなりました(笑)。
 
言い訳はこれぐらいにしてと。
PCカメラで直焦点動画を撮った後、仕上げに2倍バローを噛ませて12分割で拡大動画撮影をしたわけですが、その画像をやっとこモザイク合成で仕上げました。
191208_1833118x1400x12
昨日アップのPCカメラ画像よりは、いくぶんましに仕上がったのではないかと・・・。
 
ブログにアップする画像は、クリックして実寸表示にした時のサイズを大抵は上限1000x1000pixelにしています。
そうすると、より大きな画像は縮小してアップすることになり、今回の場合上の画像は2500x2500pixelから落としています。
ちょっともったいない気がしたので、モザイク合成原寸から部分を1000x1000pixelに切り出してみました。
 プラトーからコペルニクスにかけて
Photo_20191210093602
 コペルニクスからティコにかけて
Photo_20191210093601

2019年12月 9日 (月)

昨夜はお月様大作戦

先週は金曜、土曜と相次いで観望会が中止に追い込まれてしまいましたが、昨夜はようやく快晴になってくれました。
裏庭にAZ-GTiとミニボーグを出して、月齢11.5のお月様を迎え撃ちです。
まず、太陽撮影と同じくミラーレス一眼のコリメートで撮影。
次にPCカメラに換えて直焦点撮影。
そこに2倍バローを追加して拡大撮影。
拡大撮影の方はまだ処理途中なので、そっちは後日モザイク合成するとして・・・。
191208115x30
191208115x2400asi
筒は同じでも受光素子が違い撮影方法も違うと、同じような仕上がりにするのは難しいな。
ともあれ明るい部分が飽和しないようにだけは気を付けました。

2019年12月 8日 (日)

星座を作る星66 オリオン座デルタ

星座を作る星66回目は、オリオン座δ星ミンタカ。
フラムスティード番号34
距離約916光年
眼視等級2.6
絶対光度-5.7
スペクトル型O 青
半径17R
質量24
光度190,000L
表面温度約29,500k
_191121x21
ほぼ天の赤道上にあるオリオン座δ星ミンタカは、青色超巨星を主星とする3重連星です。
主星Aa1と青色巨星Aa2は約6日で互いを公転し、青色超巨星Abがその周りを約364年の周期で公転しているそうです。
そのほかにもB星、C星を含む5重連星とする説もあるようですが、A星系から200光年以上離れているという観測値もあり確定していません。
ただ、小望遠鏡でもミンタカのすぐそばに見えている小さな星は、これらの連星ではなく偶然同じ方向に見えているだけの重星のようです。

2019年12月 7日 (土)

星座を作る星65 おうし座ベータ

星座を作る星65回目は、おうし座β星エルナト。
フラムスティード番号112
距離約131光年
眼視等級1.7
絶対等級-1.4
スペクトル型B 青白
半径5~6R
質量4.5M
光度700L
表面温度約13,600k
_191106x20
おうし座βエルナトは牡牛の角のうち上(北側)の方の先にあります。
ぎょしゃ座の5角形の1角でもあるので、かつてはぎょしゃ座γ星でもあったのですが、現在ぎょしゃ座γは欠番になってしまいました。
青白く輝く高温の星ですが、水素をほぼ使い果たしていて、約200万年後には現在のα星ベテルギウスと同じ橙巨星になると予測されています。
ちなみに牡牛の角のもう一方の先には、藤原定家の日記「明月記」に客星として記録された超新星爆発の名残が、M1かに星雲として存在しています。

2019年12月 6日 (金)

星座を作る星64 おうし座アルファ

星座を作る星64回目は、おうし座α星アルデバラン。
フラムスティード番号87
距離約65光年
眼視等級0.9
絶対光度-0.7
スペクトル型K 橙
半径44R
質量1.5M
光度518L
表面温度約3,900k
_191106x21
星に詳しくない人でもたぶん1度は聞いたことのある名前、おうし座α星の1等星アルデバラン。
質量は太陽の約1.5倍と決して大きいほうではないけれど、半径が約44倍に膨れ上がった橙巨星になっています。
水素を使い果たしヘリウム核融合が始まっている段階で、いずれ赤色巨星になるものと予測されています。
アルデバランは太陽系から秒速54kmで遠ざかっています。
余談ですが、1972年に打上げられ太陽系の外惑星探査を終えた惑星探査機パイオニア10号は、現在アルデバラン方向に向かっていて最接近は170~200万年後になるそうです。

2019年12月 5日 (木)

星座を作る星63 ぎょしゃ座ベータ

星座を作る星63回目は、ぎょしゃ座β星メンカリナン。
フラムスティード番号34
距離約82光年
眼視等級1.9
絶対等級-0.1
スペクトル型A 白
半径3R
光度95L
表面温度約9,200k
_191107x21_20191205082201
主星Aは同じような半径や質量を持つ2等星の白色準巨星が、約4日周期で互いに公転している食変光連星であり、約330au離れた11等星の伴星Bとの三重連星を構成しています。

2019年12月 4日 (水)

星座を作る星62 ぎょしゃ座アルファ

星座を作る星62回目は、ぎょしゃ座α星カペラ。
フラムスティード番号13
距離約42.2光年
眼視等級0.1
絶対等級-0.5
スペクトル型M 赤
半径12R
質量2.6
光度79
表面温度約5,000k
_191107x21
ぎょしゃ座αカペラは、主星系は大きさも明るさも似通った2つの巨星が太陽-金星間の距離を隔てて公転していて、そこから約1万au離れたところを伴星系の赤色矮星の暗い連星が公転している、2つの連星系からなる4重連星です。
ステラナビゲーターではカペラ主星のスペクトル型をM1としていますが、表面温度のデータから見ると疑わしく、G型の間違いではないかと思います。
撮影すると確かに黄色く見えますし、WikipediaではG型としています。

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