« 重星シリーズ かみのけ座12番星 | トップページ | 今日の太陽2024/5/29 »

2024年5月28日 (火)

重星シリーズ おおぐま座65番星

おおぐま座65番星

65_240504_2024

主星Aのすぐ近くに伴星Bがあり、少し離れて伴星C。

この画像でもよく見るとAの左上に瘤のように盛り上がったCが見えます。

さらに左下少し離れて伴星Dがあり、これはDaとDbからなる連星です。

ここでの等級対象はAとCとDという事になります。

65_2

« 重星シリーズ かみのけ座12番星 | トップページ | 今日の太陽2024/5/29 »

コメント

おはようございます~。(^_^)
どんどん出てきますねぇ。(^^)v
4次元ポケットでもあるのかなぁ…。
重星も見たいという思いはありますが
有名どころしか頭に浮かびません。
明日晴れればその有名どころを撮ってみます。

かひちやうさん、こんにちは~
雨ふりですることが無いのでストックフォルダからつまみ出してます(笑)。
主にはステラナビゲータの二重星表示を参考にして、みゃおさんから教えてもらった二重星リストなどからもリストアップしてます。
相手が恒星ですから撮影自体は簡単&時短ですね。
でも何しろ小口径・短焦点ですから、離角の小さいものや、近接して光度差のあるものは対象外になるので、撮影前にその選別が一番面倒かも。

いやぁ、マニアック!(笑)…C星がちゃんとコブになってるので、重星画像としては大成功と思います。(私はコブやダルマ、ダンゴも分離と見なしてます。主星と一体化せず、存在が分かればOK。)今回のように4秒角が撮り分けられるなら、対象は多いですね。

選別ですが(以前に書いたかどうか忘れましたが)、私は表計算ソフトに元データを展開したあと、ひとつの対象行に対して「等級範囲・離角範囲・星座が条件指定と一致するものにマークを付ける」という関数をセルに定義しておき、即座に取り出せるようにしています。何百もあるデータを目視で選別するのは疲れますからね。撮影できたものは日付をメモしておくと、撮影管理も同じ表で完結します。

※エクセル関数の例↓ (条件が合えば対象名表示、それ以外は空欄)

=IF(AND(等級>=指定下限, 等級<=指定上限, 離角>=指定下限, 離角<=指定上限, 星座=指定星座), 対象名, "")

以下の表画像は上の関数管理を発展させたもので、2021年ごろから使い続けているものです。自分資料なので汚くて、お見せするのは恥ずかしいけれど、何かのヒントになればと思い、置いておきますね。

https://kuusou.asablo.jp/blog/img/2024/05/28/6c4472.jpg

みゃおさん、こんにちは~
いつもコメントとアドバイスをありがとうございます。
返事が遅くなってしまいました・・・。
こぶ状でも一応分離の内ですね(笑)、大成功との評価ありがとうございます。
輝度差が大きくなかったので主星に隠されずに済みましたが、正直なところ今回の機材で6秒角以内は厳しいと思っています。

表計算上のデータは関数の組み合わせ工夫次第で選別が可能ですね。
エクセルでの並べ替えはよく利用しますが、ヒントありがとうございます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 重星シリーズ かみのけ座12番星 | トップページ | 今日の太陽2024/5/29 »