時間穴埋め的重星撮影シリーズ ミザールとアルコル
我が家の裏庭で天体撮影するには視界に制限があり、特に南の空は絶望的に遮られほぼ対象外になることは、ここでも何度もぼやいてきました(苦笑)。
銀河や星団を撮っていると、初夏のころは撮影対象が昇ってくるまで数時間待たなければならない時があります。
そんな時には星座線を構成する星を撮ったり、重星を撮って時間潰しをして過ごすことも。
重星や連星を撮影対象にしておられる方には、大変失礼なスタンスだと思いますが、とにかく「星を撮る」ことが好きな人なので、どうかご容赦を。
5月の初旬、球状星団を撮っている合間にそうして撮り溜めていた重星を、ボチボチ出していこうかと・・・。
手始めはお馴染みのおおぐま座のミザールとアルコル。
ミザールとアルコルは約708”の離角がありますが、どちらも明るい星なので、格別間伸びした印象はありませんね。
ミザール自体も連星で、こちらは約14”の離角・・・ダルマ形状になってしまいました。
焦点距離448mm+1/1.8CMOSカメラでの分離は、もう少しシャッター速度を抑えた方が良かったのかも。
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こんばんは。
撮影視野に限りがある庭先は「便利だけど悔しい」ですね。
私もマンションのベランダや廊下での撮影の時に上の階の庇になる部分があって悔しい思いをしています。
お気持ち察します。
連星シリーズ、私的には「対象外」なので、非常に勉強になります。
辞めずに続けてくださいね!
投稿: layout3 | 2024年5月15日 (水) 19時08分
layout3さん、こんばんは~
マンションのベランダも上の階が庇になって仰角が制限されますね。
ベランダと逆方向も死角になるし。
便利で楽な代わり、それらを甘受しなければならないという事で仕方ないですね。
重星シリーズはその性質上クロスフィルターが使えないし『絵』としては地味になります。
しかし等級差や色の違い、離角と方向などの味わいがあるようです。
投稿: 悠々遊 | 2024年5月15日 (水) 21時14分