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2024年4月21日 (日)

春の銀河祭り最終 M102(NGC5866)

先日ブック10でM102を導入したところNGC5888の近くに望遠鏡が向いてしまった件。

ビクセンさんに問い合わせたところ、NGC5886をM102の位置情報として誤登録されていたことが分かりました。

NGC5886とNGC5888はすぐ近くの銀河でした。

次回のブック10のバージョンアップで修正されるそうで、この件一件落着となりました。

今回はM102のNGCナンバー5866で導入し、無事撮影することができましたので、これにて今季の銀河祭りは終幕。

M102_240414_2246M102_

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コメント

一件落着ですね。よかったよかった。

NGC5866を詳しく見ると、例えば下記画像のように暗黒帯に沿って伸びる腕だけでなく、ズレた方向の腕(?)を複数確認できます。

http://www.star.ucl.ac.uk/~apod/apod/ap180725.html

適度な拡大率と暗く焼き込まない画像処理が必要で、ハッブル宇宙望遠鏡みたいに寄り過ぎた画角ではこの構造が見えません。「M104みたいなレンズの形だろう」と思い込んで画像処理すると炙り出せないでしょう。アマチュアが撮った画像でこの構造まで見えていることは少ないですねー。下記は比較的小口径での好例です。

https://www.astrobin.com/4sz0b0/
https://www.astrobin.com/1klp4u/
https://www.astrobin.com/b8lpi1/

こんにちは。

なんだかんだと言ってもブックテンを信じて撮っちゃいますね。
私は長焦点の時、近くの恒星でアライメントしてから、対象を導入しています。
そうすると長焦点でも、ほぼど真ん中に導入できます。
とは言え、メシエ天体ならば、そんな苦労は面倒ですよね。
ヒューマンエラーの無いようにビクセンにしっかり管理して製品化して欲しいですね。

みゃおさん、こんにちは~
アドバイスのおかげでモヤモヤがスッキリ解決に至りました。
改めてましてありがとうございました。

今回紹介していただいた画像を見ると、どれも素晴らしいですね~。
形がわかるだけで満足している誰かさん(もちろん私)とはえらい違いです(苦笑)。

layout3さん、こんにちは~
そりゃあ信じますよね。
信じて自動導入に頼ってるわけですから。
なるほど、近くの明るい恒星でアライメントしてから対象を導入すると、誤差が少ないという訳ですね。
私は最初の2点ないし3点アライメントのみで運用していました・・・。
人間のやることに凡ミスは付きものなので、誰がやっても失敗しないというシステムの構築が大事ですね。

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