« 今日の太陽2024/2/14 | トップページ | 主砲にCMOSカメラで銀河祭りに参加 手始めにM51 »

2024年2月15日 (木)

サザンカの花粉 再び

顕微鏡写真を始めた当初から、気になるというか不満なことがありました。

被写界深度というやつです。

わずか100倍という倍率でもピントを厳密に合わせようとすると、手前や奥がぼけてピントの合う範囲が狭くなる。

絞りを絞ればある程度は解消できるのですが、何か大事なところを犠牲にしているようで、このやり方はどうも気に食わない。

例えば花粉の撮影の場合、ひとつの花粉全体の姿かたちを主題にするのか、花粉表面の模様に焦点を当てるのか、いつも迷って中途半端に妥協してしまっている気分。

有名な写真処理ソフトのフォトショップには被写界深度合成の機能があるらしいし、自分が使っているペイントショップ・プロというソフトの最新バージョンにもそのような機能が追加されたらしい。

また、高級機種のカメラには内部処理として持っているものもあるらしいが、一部のカメラレンズとの連動でないと使えず、顕微鏡写真とはおそらく無縁。

おまけにソフトにしてもカメラにしても、操作手順が面倒くさそうだし・・・。

たまたま今回久しぶりにサザンカの花粉を撮影したとき、ふと思いついてネット検索したところ、被写界深度合成フリーソフト「CombineZP」というものがヒットしました。

Windows用で2013年の公開という事ですから10年も前のものですが、贅沢を言わなければ使えるレベルのものらしい。

ということで早速ダウンロード・・・ウイルスチェックソフトでも安全性が確認できインストール。

まだ花粉が取れるサザンカを見つけ、倍率400倍でピントを変えながら5枚撮影し、画像をパソコンに取り込んでソフトを起動。

日本語化されていないのですが、使い方はシンプルで物覚えの悪い私でもOKでした。

で、今までならこの辺で妥協していただろう1枚がこれ。

2_1

被写界深度を変えて撮った5枚分を合成した結果がこれ。

2_2

複雑なことや面倒な事が苦手な自分にとって、タダで手に入り至ってシンプルな使い勝手でこの結果なら、はい!満足です。

« 今日の太陽2024/2/14 | トップページ | 主砲にCMOSカメラで銀河祭りに参加 手始めにM51 »

コメント

こんにちは。

ミクロワールドに新兵器の導入でシャキッと仕上がった花粉にびっくり!
コレは凄いですね。
見ているだけでも鼻◯と涙が出てきそう…。
それは無いか!
(笑)
いい方法を見つけましたね。
凄い凄い!

layout3さん、こんにちは~
簡単便利なソフトが無料で提供されているとは、世の中親切な方がたくさんいらっしゃると改めて感謝の思いです。
そういいながら花粉症に苦しんでいるlayout3さんの目に触れるところに、こんな画像を置く不徳な悠々遊をお許しを。
しかし、画像を見るだけで症状が出そうとは、相当な重症ですね(苦笑)。

プロ仕様のソフトしか知りませんでしたが、フリーソフトでもあるのですね。素晴らしい!直径が大きな花粉とか、雄しべごととか、昆虫の顔や脚なんかにも使えますかね?ぜひたくさんサンプルを見せていただけると嬉しいです。

みゃおさん、こんばんは~
新しいおもちゃを手に入れた気分です(笑)。
このソフト、合成の仕方が6種類あって全部試してみましたが、今回は「Do Soft Stak」が一番しっくりきました。

そうですね、まずは身近でちょっと大きめなものから試してみたいと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 今日の太陽2024/2/14 | トップページ | 主砲にCMOSカメラで銀河祭りに参加 手始めにM51 »