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2024年1月20日 (土)

M35

M35はふたご座のカストルの足元にある散開星団で、すぐ近くにNGC2158、少し離れてIC2157という小さな星団も見つかります。

この3つはM35を中心にしたとき、APS-Cサイズ焦点距離450mmで下の画像のように収まり、同じく焦点距離300mmであれば昨日紹介のNGC2129も画角内に収めることができます。

M35_ngc2158_ic2157_240102_2123

NGC2158

M35_ngc2158_240102

IC2157

M35_ic2157_240102

NGC2158とIC2157、続き番号のように見えてもカタログがNGCとICそれぞれ違うので、時々こんがらがって全く違う対象を導入してしまいそうになります(苦笑)。

ちなみにNGC2157は南の空(かじき座)で、すぐ近くには大マゼラン雲が広がり、IC2158のほうはおおいぬ座の後ろ足近く(はと座)に位置します。

どちらも残念ながら我が裏庭撮影所からは見ることができません。

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コメント

こんにちは。

出掛けていたので、コメントが遅くなりました。
M35って画像で撮ると小さな星団も写るので「お得感」のある対象ですよね。
大きく広がった星団の近くに小さな星団があって、「観てよし、撮ってよし」ですね。
それにしても間違えそうな星団がたくさんあって、凄いややこしいエリアですね。

layout3さん、こんばんは
見て良し撮ってお得感のある星団ですよね。
ステラナビゲータを見て撮影対象を決め、その周辺もチェックするのですが、今回のようにNGCカタログとICカタログがすぐ近くにあると、つい見落として勘違いしそうになります。
危ない危ない(笑)。

こんにちは、
M35はNGC2158の距離の違いをイメージしながら、見ていると不思議と奥行きがかんじられるで好きです。
CAPRI-80EDはシャープな星像を結んでくれますね、450mmという焦点距離ということもありますが、星がちゃんと分解していて凄い。

こんにちは
M35は散開星団らしさが十分感じられる美しい対象ですね。
理由は恒星の粒々感と星々の間隔、色彩が豊かなところでしょう。
まさに裏庭観測所から狙うには最適な星団だと思います?

最後の?マークは 。の打ち間違えでした。
失礼しました 🙇

ヒガラさん、こんにちは
コメントありがとうございます。
M35は明るさ、視直径、星数の多さと密度に加え、お供もある五拍子もそろった、お気に入りの星団のひとつです(笑)。
CAPRI-80EDは安価な割に性能が良い鏡筒ですね。
我が主砲と位置付けています。
笠井ではすでに廃盤になってしまいましたが、SVBONYでピント調整部をクレイフォードからラック&ピニオンに変更し、SV503-80MMとして復活しているようです。

テナーさん、こんにちは
コメントありがとうございます。
私がふたご座生まれという事もあり、M35は星団として初めて撮影した対象でもあります。
それだけにお気に入り(笑)。
以来、毎年欠かさず撮影していますが、NGC2158とのコンビでいつも楽しませてもらっています。

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