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2023年10月20日 (金)

木星がいっぱい

昔、アラン・ドロン主演のフランス映画に「太陽がいっぱい」というのがありましたが、今回は「木星がいっぱい」とのタイトルで、つたない画像を並べてみました。

10月12日にMAK127SPとASI224MCで撮った木星。

大気が安定していたので我ながら良く写ったと思いトリミングしました(自画自賛)。

_231012_2257

_231012_2241

10月17日にCAPRI-80EDとASI224MCで撮ったもの。

焦点距離448mmでバローを使わず撮ると、さすがに小さい。

_231017_2018

10月19日の夜遊びの合間にCAPRI-80EDとKissX10で撮りました。

目的はF値5.6の筒にISO1600のカメラ設定という夜遊び設定(星雲星団銀河撮りスタイル)で、露出時間を変えて衛星や木星本体の縞々がどう写るかに興味があったので。

いずれも撮ったままのJpeg画像からの等倍切り出しです。

15s

30s

60s

125s

250s

500s

1000s

2000s

4000s

1/125sまではガリレオ衛星4個とも確認できますが、1/250sではイオが怪しくなりカリストは見えなくなりました。

レベル調整すれば1/500sでも行けそうです。

1/1000sで本体の縞模様が見えてきましたが、1/4000sでも複数枚をスッタックすれば使えそうです。

画像処理を前提に考えれば衛星、縞模様とも使える露光時間に幅があります。

衛星と本体の縞模様を同時に生かすとすれば、1/500~1/1000sあたりを上手に調整するのが無難でしょうか。

露光時間と写り具合の関係は別のF値やISOとの関係でも参考になるのかな?

ちなみに、わたしは「太陽がいっぱい」を見ていません。

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コメント

こんにちはぁ〜。

木星を堪能させて頂きました。
良い感じに撮れていますね。
撮影手法は筒によっても変わるし、大気の影響もあるので、難しいですよね。
今回の結果を覚えておけば、次回からの良い目安になりますね。
お疲れ様でした♪

layout3さん、ふたたびこんにちは~
気象条件や機材が変われば撮り方も変わり写り具合も変わるので、難しいというか奥が深いというか。
覚えておくことが苦手な人なので、次回もまたあーでもない、こーでもないとあたふたしながら試し撮りの山を築きそう(苦笑)。

Makの木星、めちゃくちゃ良く撮れてますねぇ!2500frの1ロールのみですよね?

晴れないかもですが、もし可能なら今夜のガリレオ衛星の正三角や明日明け方の狭小集合も狙ってみてください。

みゃおさん、ふたたびこんばんは
アップ画像の木星は5000枚撮影の50%スタック1本でした。
ウェーブレットでこの模様が浮かび上がって来た時には、思わず心のなかでガッツポーズ(笑)。
今晩は残念ながら夕方から雨が降り出し、その後も降ったり止んだりです。

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