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2023年6月28日 (水)

昨日は月面Rayがありました。

6月27日はみゃお@ほんのり光房さんがヘシオドスRayを予想されていた日でした。

月面のRay現象をご存知ですか?: ほんのり光房 blog (asablo.jp)

しかし雲が多くてとても見られる状況にないと諦め半分愚痴っていたところ、なんと予想時刻に空を見上げると厚い雲から月の直径3つ分くらいの所に、薄雲越しの半月が見えているではないですか!

慌てて機材を玄関側に出してEOS9000Dで撮影。

次にLumixDMC-G7に載せ替えて撮影。

最後に10mm接眼鏡を使っての150倍観望。

パソコン画面で撮影画像を見るとEOSではピントが甘くRayが確認できず。

G7ではようやくそれらしい姿が見えました。

ピタトスクレーターの左に隣接するヘシオドスクレーター内に、ピタトス側との間の狭い溝から太陽光が射しこんでいるのが、かろうじて確認できます(矢印の先)。

Hesiodus-ray_230627_1913

薄雲が無ければもう少し鮮明な画像になったかもしれませんが、諦めかけていただけに「儲けものもの」の1枚になりました。

撮影後の眼視ではもう少しはっきり見えていたので、あるいはもう少し時間を遅らせていれば、光線の明るさが増していた可能性もありましたが、その後程なくしてまた雲の中に隠れてしまったので「過ぎたるは及ばざるに劣れり」という事で(苦笑)。

EOSとG7の画像を等倍で並べてみると、どうもG7の方がMAK127との相性が良いみたい。

今後MAKくんにはG7ちゃんとコンビを組ませます(断言)。

92_hesiodus-ray_230627_1908

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コメント

こっ、こっ、こんにちは!

こっ、こっ、こっ、コレは!
レッ、レッ、レイのRay!!
おぉ〜、すごい!
かんどぉ〜。
見事にゲット!
おめでとうぉ〜ございますぅ〜。
素晴らしい記念の一枚になりましたね。
私は曇ってしまいダメダメでしたぁ〜。
…>_<…

layout3さん、こんにちは
弩級のコメントありがとうございます。
でもそんなに感動してもらうとこっ恥ずかしくなっちゃいますよ(苦笑)。
実はこの下の方、ティコとクラヴィウスが意外とよく写っていたので、結構満足なんですよ(笑)。
このあたり、丹念に見ていけば新たな名所が発見できそうな期待も。

覚えていていただきありがとうございます。しっかり写ってますね!
光線の明るさを取るとスリムさが犠牲になるので難しいところです。個人的には少し太く明るくなってから撮るより、細い時間帯に露出オーバー気味に撮るほうが「光線」らしくて良いなと思っています。

こちらも準備はしていたのですが皆曇でした。今日も雷雲が迫っており、竜巻注意報が出ています…。

みゃおさん、こんにちは
予想された日時をカレンダーに書き込んで楽しみにしているんですよ(笑)。
朝からずっと雲がかかり続けており、白昼の淡い月では隠されて無理かと覚悟していたんですが、諦めず空を見上げ続けたのが幸いしました。
写真に撮ってあとでゆっくり見るのもいいですが、その時間に生で見るとまた格別ですね。
関東は一面の雲に覆われていたんですね。
tweetでも月が撮れないと嘆いている常連さんの書き込みをあちこちで見かけました。

こんにちは!

撮影成功おめでとうございます!!

こんな現象があるんですね~知りませんでした。
ちょうど私も6月27日18時頃から当地名古屋も晴れ間が出てきて1時間程度月を眺めていました。
今さらながら非常に残念に思い、12月21日はきっちり手帳にメモしました。
おもしろい情報をありがとうございます!

Taizoさん、こんにちは
コメントありがとうございます。
いつもTwitterで素晴らしい画像拝見しています。
わたしもみゃおさんのブログで知るまで、こんな面白い現象があるとは思ってもいませんでした。
月面X_LOVEに比べ難易度がちょっと高そうですが、月面Aよりは簡単かも(笑)。
12月21日は良い天気に恵まれたいですね。

ちょっとリーク…というか、悠々遊さんのブログ・2022年12月3日記事のコメントでお約束した「プラトー」のRay予報日時を書いておきます。かなりシビアで、下記日時から20分か30分以内。それ以上経つと一気にクレーター内が光で溢れるでしょう。来年は好機なのでぜひトライしてください。(※Ray現象日時は観察場所の影響を受けません。)

Plato Ray
2023-11-21 18:00:54
2024-01-20 00:42:01
2024-05-16 22:56:54
2024-07-14 19:53:35
2024-09-11 21:04:07
2024-12-09 18:01:27

かなり後になりますが、私のブログにもまとめておきますね。

下記はプラトーの陰影シミュレーションをしたもの。上記日時(光線が差し込み始める時刻)はこんな感じです。中央北寄りに東から西へ一筋の光が見え始め、みるみる太く明るくなっていきます。

https://kuusou.asablo.jp/blog/img/2023/06/29/6844a9.jpg

連投失礼。Maginus Rayの予報時刻も書いておきますね。これは今年多めです(ただし低い?)。下記時間から2時間以内に見ると光線が広がって、以前Taizoさんが撮影されたマギヌス画像のように「魔女」の顔が表れます。

Maginus-Ray
2023-08-24 21:42:37
2023-10-22 19:06:43
2023-12-20 20:07:07
2024-02-18 01:42:41
2024-05-16 21:12:02
2024-07-14 20:29:29

↓魔女の顔・参考↓
https://kuusou.asablo.jp/blog/2023/05/09/9584374

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