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2023年6月

2023年6月29日 (木)

今日の太陽 2023/6/29

晴れ間のある雲の流れのはやい曇り空。

上空は風があるようですが地上は無風で蒸し暑い。

真ん中の黒点、成長してて半暗部が広いですね。

230629_b30

プロミネンスはちょっと大人しい印象かな。

230629_ls42

2023年6月28日 (水)

昨日は月面Rayがありました。

6月27日はみゃお@ほんのり光房さんがヘシオドスRayを予想されていた日でした。

月面のRay現象をご存知ですか?: ほんのり光房 blog (asablo.jp)

しかし雲が多くてとても見られる状況にないと諦め半分愚痴っていたところ、なんと予想時刻に空を見上げると厚い雲から月の直径3つ分くらいの所に、薄雲越しの半月が見えているではないですか!

慌てて機材を玄関側に出してEOS9000Dで撮影。

次にLumixDMC-G7に載せ替えて撮影。

最後に10mm接眼鏡を使っての150倍観望。

パソコン画面で撮影画像を見るとEOSではピントが甘くRayが確認できず。

G7ではようやくそれらしい姿が見えました。

ピタトスクレーターの左に隣接するヘシオドスクレーター内に、ピタトス側との間の狭い溝から太陽光が射しこんでいるのが、かろうじて確認できます(矢印の先)。

Hesiodus-ray_230627_1913

薄雲が無ければもう少し鮮明な画像になったかもしれませんが、諦めかけていただけに「儲けものもの」の1枚になりました。

撮影後の眼視ではもう少しはっきり見えていたので、あるいはもう少し時間を遅らせていれば、光線の明るさが増していた可能性もありましたが、その後程なくしてまた雲の中に隠れてしまったので「過ぎたるは及ばざるに劣れり」という事で(苦笑)。

EOSとG7の画像を等倍で並べてみると、どうもG7の方がMAK127との相性が良いみたい。

今後MAKくんにはG7ちゃんとコンビを組ませます(断言)。

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2023年6月27日 (火)

今日の太陽 2023/6/27

厚い雲と薄い雲が交錯する空。

約1週間のご無沙汰でした。

小さめながら黒点は多数健在です。

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雲のフィルターが厚めですが、プロミネンス、ダークフィラメント、プラージュも見えています。

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2023年6月26日 (月)

ゴーヤみ~つけた

10日? いや、2週間ほど前から花が咲き始めた我が家のグリーンカーテンのゴーヤ。

これまで花が落ちても軸だけの姿でしたが、

P1012193

今日初めてひとつだけ実を付けた花を発見。

P1012192

元気で大きく育つんだよ。

2023年6月25日 (日)

どこが晴れやねん(怒) という天気

一昨日、昨日は多少雲が広がる程度の晴れ、今日は晴れという予報だったのに・・・。

ところが3日とも厚い雲の曇り空。

それでも今日は昼頃にようやく頼りない薄日が差したので、一番影響のなさそうな時を待って白色光だけ撮影。

位置決めの撮影もできない状況なので、「撮りました」の証拠写真です。

230625_b23

日暈が出ていたので、ついでにパシャ。

Img_6028

2023年6月24日 (土)

こぎつねのコートハンガー

なかなか晴れないので夜遊び画像がはけるのは良いのだけれど、とうとう最後の1枚になってしまいました。

こぎつね座にあるコートハンガー星団(Cr399)です。

コリンダーカタログという聞き馴れないカタログの399番目の天体という事で、Wikipediaで検索するとスウェーデンの天文学者ペール・コリンダーが471個の散開星団を収録作成したものだという事でした。

ただし、Cr399は実際には散開星団ではなく、偶然に恒星が集まっているだけの「星団」のようです。

180度回転して上を南にしてみると、確かにコートハンガーの形に見えますね。

ハンガーの端には本物の散開星団、NGC6802もありました。

Cr399ji_230619_2315

Ngc6802

2023年6月23日 (金)

惑星状星雲は無謀だった? その3にして最終回

焦点距離448mmで1’以下の対象はさすがに小さいうえに60秒で露光オーバーになり、2’以上あるM57でもまだ小さかったけど露光は逆に不足気味だと分かりました。

そこでもっと大きなM27では2倍の120秒露光にしましたが、まだまだ足りませんでした。

M27_230619_2358

これでも強調処理した方です。

M27_230619

露光を倍に伸ばすか、ISO感度を倍にするか・・・。

単純に恒星だけを撮るならISO800、60秒露光で十分だと分かったし、惑星状星雲は大きさに応じて露光を変える必要があると、あらためて認識できた次第。

2023年6月22日 (木)

惑星状星雲は無謀だった? その2

焦点距離448mmで1’以下の惑星状星雲の撮影は、さすがに無理があると思っていましたが、それよりも大きな対象ならいけるかも。

そう考えて今度はM57を同じく60秒露光で撮影。

M57_230619_2229

やはり小さい!

しかも今度は若干光量不足。

しかしそれなりには写ってくれましたので、後は画像処理で好感度アップ(笑)。

M57_230619

本番(?)では120秒以上露光して撮ります。

2023年6月21日 (水)

惑星状星雲は無謀だった?

一昨日はレデューサーで焦点距離を短くしたCAPRI80ED(f=448mm/F5.6)でお試し撮影。

で、何を試し撮りしたかといえば・・・。

ヘルクレス座のNGC6210、かめ星雲Ngc6210_a

Ngc6210_b

りゅう座のNGC6543、キャッツアイ星雲Ngc6543_a

Ngc6543_b

どちらも1’に満たないサイズの惑星状星雲でしたが、等倍で切り出すと形状は何となくわかります。

ただ、ISO800の60秒露光では明らかに露光オーバーでした。

星雲、星団や銀河のように広がりのあるものは、面積に対する等級なので短焦点になるほど、面積が小さくなるぶん等級の感覚以上に明るく写ってしまうんですねえ。

次回は10秒程度で試してみましょうか。

2023年6月20日 (火)

今日の太陽 2023/6/20

基本曇り、午後から時々晴れ間。

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7、10時方向に目立つ大きなプロミネンス。

でも今日の注目ポイントは2時方向に飛び出し浮遊中のプロミネンスかな?

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2023年6月19日 (月)

今日の太陽 2023/6/19

晴れました。

黒点の賑やかさは持続中。

230619_b43

南半球に良サイズのプロミネンスが3つも。

2時方向にもたなびくものが。

プラージュも活発な様子です。

230619_ls44

最近小さな文字が見えにくくなってきました。

訪問させていただいたブログの文字が小さいと、それだけで読む気が減衰することも。

歳のせいでしょうね(苦笑)。

それは自分のブログにも言えることなので、今日から文字を11pから12pに少し大きめに変更しました。

2023年6月18日 (日)

560mmから448mmに変更

メイン鏡筒のCAPRI-80EDの焦点距離を変更しました。

観望と撮影の二兎を追ってフリップミラーを付けていたんですが、ここ最近は本機で観望することが無くなり、以前にも付けていたことのあるX0.8のレデューサーに戻した次第。

これで気になっていた画像四隅の収差も多少改善し、F7からF5.6の明るい筒に変身しました。

昨夜は梅雨の晴れ間を利用し、接眼部の合焦位置の確認とフラットの撮影も、という事で足元の明るいうちに裏庭に出動したんですが・・・。

あたりが暗くなりこと座が屋根から上り切るまでに、露光時間とISOを変えながらダーク画像を撮影。

ようやくベガでピント合わせをしていると、なんだか滲んで写る・・・薄雲の襲来です。

中断して1時間余り様子見しましたが、雲は濃くなるばかりで見込み無し。

結局収穫無しで撤収することになりました・・・いや、汎用のダークとフラット、フラットダークは撮れたので完敗ではないと負け惜しみ(苦笑)。

ちなみにフラットはスカイフラットではなく、LEDトレース板を使っての取得です。

ISO800、30秒露光で撮って出しバーティノフマスク付き。

Img_4258

マスクを外すと13.45等級まで写っていることを確認。

薄雲のなか、30秒でも結構写るもんですね。

左上隅にはダブルダブルスターも。

Img_4259

そこを等倍で切り出すと米粒状になっているので、補正が十分でないのがわかりますが、

Img_4259_b

最近撮っている560mm画像と見比べると私の主観では合格の範囲内という事で。

Hebitukai_x21_200424

2023年6月17日 (土)

今日の太陽 2023/6/17

快晴。

9時方向に黒点が回ってきました。

期待できるサイズのようです。

230617_b42

Ha光は今までより黄色寄りに色調処理しています。

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2023年6月16日 (金)

今日の太陽 2023/6/16

観望&撮影の時点では曇りと晴れが交互に来ていて安定していない。

今夜は夜遊びできるか?

さて太陽黒点は・・・。

だいぶおとなしくなってますが、途切れてはいない様子。230616_b43

Ha光のほうはプロミネンスに目立つものが少なく、2時方向のダークフィラメントの今後に期待。

黒点の場所でプラージュが活発に。

230616_ls43

2023年6月15日 (木)

ミクロの世界 トケイソウの花粉

ニガウリ(ゴーヤ)のプランターを置いているところには、トケイソウも蔦を這わせていてグリーンカーテンになっています。

凄い生命力で四方八方に新しい蔦を這わせ、伸びすぎて邪魔になる所はしょっちゅう剪定しているありさま。

日替わりで花を咲かせるので、それはそれで見ていて楽しいのですが(笑)。

Tokeisou_hana

以下、採取した状態の花粉に下から光を当てた透過光て撮影したもの。

230614_tokeisou_100x

230614_tokeisoub_100x

斜め上から光を当てて反射光で撮影したもの(暗視野撮影)。

230614_tokeisou_ansi_100x

230614_tokeisou_ansib_100x

水滴を落とし透過光で撮影したもの。

花粉壁がすぐに壊れ、撮影に入る前に中味が流出するものが多い。

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230614_tokeisou_kasuib_100x

2023年6月14日 (水)

ミクロの世界 ニガウリの花粉

和名ツルレイシ。

私の若いころは関西ではニガウリと呼んでいましたが、いつのころからか沖縄の呼び名のゴーヤが一般名詞になりましたね。

連作はダメという事でしばらく間をおいて、今年4月にグリーンカーテン用に3株植えました。

まだまだ低い位置ですがいくつか花が咲いています。

Goya_hana

230614__100x

230614_goya_100x

加水すると、

230614___100x

230614_goya_kasui_100x

2023年6月13日 (火)

今日の太陽 2023/6/13

1週間ぶりの観望と撮影。

空の状態はもうひとつだけど、これだけ開店休業が続くと贅沢は言ってられません。

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次はいつになるやら・・・。

2023年6月12日 (月)

ヘルクレス座

徒歩3分のガレージにプチ遠征して撮った星座写真のラスト。

焦点距離26mmでも全景が収まらず、2分割したのに構図をミスってました。

ミスったのは上半身の方で、片腕がちょん切れてました・・・。

Herukuresua_230523_2230

Herukuresub_230523_2233

なのでモザイク合成はせず。

次回はもっと短焦点で一発撮りにしようかな。

2023年6月10日 (土)

かみのけ座付近

晴れそうで晴れない・・・こういう天気の日は気分も晴れない。

気分転換に理髪店で髪を切ってきた(笑)。

なのでかみのけ座。

Kaminoke_230523_2237

2023年6月 9日 (金)

かんむり座付近

梅雨だから仕方ありませんが、連日曇り空から雨。

お天道さまが望めないので、星座画像ストックから、かんむり座。

Kanmuri_230523_2226

2023年6月 5日 (月)

今日の太陽 2023/6/5

ほぼ曇り空ながら晴れ間もある・・・太陽から遠いところには。

問い事なので厚めの薄雲を通しての撮影となりました。

白色光はそれなりに。

230605_b42

Ha光は悲惨な状態に。

南半球の分厚いダークフィラメントはほぼ見えなくなりました。

逆に11時方向から伸びたダークフィラメントは良く見えてきました。

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2023年6月 4日 (日)

今日の太陽 2023/6/4

穏やかな快晴。

黒点は切れ間なくあり続け、

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彩層面には大きなダークフィラメントの存在感。

11時方向には小さな双ヶ岡風のプロミネンスから続くダークフィラメントの山脈も。

8時方向の明るいのはフレアの様子。

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今日は結婚35年目、あまり馴染みはないけど珊瑚婚と言うそうな。

2023年6月 3日 (土)

今日の太陽 2023/6/3

雨上がりの晴れ。

6月最初の太陽観望と撮影ができました。

黒点は切れ目なく好調のようです。

230603_b43

彩層のほうはプロミネンスがやや寂しいながら、ダークフィラメントの太長いのが目を惹きます。

230603_ls43

2023年6月 1日 (木)

北斗七星付近

6月になりましたがお天道さまは微笑んでくれません。

昨日もちらっと見えたかと思ったらすぐに雲の中。

ようやく晴れてきたと思う頃には西の空低く屋根にお隠れに。

ぼやいたところで晴れるわけでもなし。

プチ遠征の星座画像をぼちぼち処理していますが、広角だと住宅地の光害を避けるのは難しいですね。

カブリが避けられないのなら、いっそグラデーションも自然要素として、セルフフラットは軽めにしています。

Hokuto_230523_2217

レイヤーを使って星の色を強調してるのですが、まだまだ脳内イメージには足りません(笑)。

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