M106 りょうけん座の銀河
小口径でも狙い頃の(つまりは比較的明るい)銀河は、おとめ座やかみのけ座の方が圧倒的に多いように思ってましたが、ステラナビで俯瞰してみると、りょうけん座も負けず劣らず銀河の宝庫なんですね。
もっと広角に見ると、おおぐま座のM81、82から、うさぎ座のM104まで、銀河線が連なっている様子が見えました。
これを本線と見立てるなら、しし座の前足、後ろ足に連なる銀河線はおとめ座、かみのけ座の境界あたりから伸びる支線といったところですか。
10等級以上に限っても、視界の狭い裏庭から全部撮るには何年かかるでしょうかねえ(苦笑)。
とりあえず明るくて特徴的な対象から順次・・・。
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まさに銀河のフィラメント状構造ってやつですね。
下記(1)の2枚目の図や(2)の最初の図などを参考に、フィラメントの三次元分布を想像しながら撮りためていくととても面白いですよ。銀河単体で撮っていては絶対味わえない楽しさがあります。
(1)天文学辞典の「宇宙の大規模構造」
https://astro-dic.jp/large-scale-structure-of-the-universe/
(2)Wikipedia「Supercluster」
https://en.wikipedia.org/wiki/Supercluster
投稿: みゃお@ほんのり光房 | 2023年3月18日 (土) 11時21分
こんにちは。
ご自宅観望所でもバッチリ撮れてますね。
これからの季節は銀河撮り放題!
言い方変えると銀河しか無い…。
\(//∇//)\
主役のM106も良いけど、周りのNGC銀河が気になりますねぇ〜。
撮りたい対象がどんどん増えちゃって追いつきません!
どぉ〜したものか?
投稿: layout3 | 2023年3月18日 (土) 11時44分
みゃおさん、こんにちは
宇宙の大規模構造をこんな風に身近に感じることができるなんて・・・銀河は面白いですね。
銀河の詳細構造を拡大で撮るもよし、広域に分布する銀河を一網打尽に撮るもよし。
それぞれに楽しみ方がありますね。
投稿: 悠々遊 | 2023年3月18日 (土) 13時39分
layout3さん、こんにちは
今回は無理に露出を伸ばさず総露光時間を多めにして、処理も無理をせずを心がけています。
それでもそこそこ暗い銀河まで写っているので、これはこれで正解なのかな。
銀河の数は多くても裏庭で写せる期間はそう長くないので、どれを撮るかいつも迷ってしまいます(苦笑)。
今の時期ならうまくいけば一晩で4対象、そのあとはしばらく何も撮る対象が無い空間がぽっかり空くので、どぉ~したものか。
投稿: 悠々遊 | 2023年3月18日 (土) 13時48分