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2022年11月

2022年11月29日 (火)

ハート&胎児星雲には散開星団が3つ

今日は下り坂で終日雨らしい。

FMA230入手後初めてハート&胎児星雲を撮ったのが7月末で、それから3か月後に2度目の撮影。

Ngc1027_221030

前回作ったフラットフレームの使いまわしだったが、どうも合っていなかったみたいで処理に苦慮。

ところで、ここを撮る目的はもちろん2つの星雲だけど、ここには比較的明るく大きめの散開星団が3つあります。

Ngc1027_221030_n

星雲画像に星はとかく邪魔者扱いされがちだけど、星雲が目立てるのは星からの光があってこそ。

2022年11月28日 (月)

今日の太陽 2022/11/28 と、昨日の火星

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黒点はますます寂しくなりそう。

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プロミネンスにも昨日と大きな変化なく、南半球のダークフィラメントが目立つぐらい。

昨日の16時頃のGPV気象予報では18時過ぎから曇ってしまうはずが、22時を過ぎてもM45がなんとか視認出来た。

なので急遽機材を出して火星を撮影。

10時方向に極冠が見えるような、見えないような・・・。

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危うくGPVに騙されて収穫を逃すところだったな(苦笑)。

2022年11月27日 (日)

昨夜の細い月

昨夜は月例の子ども食堂観望会の日。

日中はずっと曇り空で時折小雨のぱらつく天気でしたが、夕方から急に晴れ出したので出動。

現地到着後すぐに西の空に沈む前の細い月をCMOSカメラで分割撮影。

高度5度ほどしかないのでゆらゆらメラメラ・・・撮り終えて木星、土星あたりを見上げると雲が湧いてかくれんぼ中。

肝心の観望会は始まる前に空全体が雲に覆われてしまい、結局早々に撤収する羽目に。

残念でした。

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月のほうも案の定シンチレーションが悪く、エッジのきいたシャープな画像にはなりませんでしたが、あの撮影条件でなら納得。

今日の太陽 2022/11/27

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黒点はコメントするほどのこともなし。

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プロミネンスは4時方向、8時方向で目立つ程度に。

2022年11月26日 (土)

昨夜の木星 2022/11/25

薄雲はあるものの、裏庭から木星が煌々と輝いているのが見えたので、AZ-GTiとMAK127SPを持ち出して撮影。

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直焦点では薄雲の影響なしに見えたので2倍バローを付けてみたら全くダメ。

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この2時間後には火星が裏庭から顔を出すので機材はそのままに。

ところが2時間後に外を見ると全天曇りで何も見えず、すごすごと撤収することに。

で、今朝はそのまま曇り空が続いています。

2022年11月25日 (金)

今日の太陽 2022/11/25

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黒点は衰退気味?

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昨日に引き続き東側でプロミネンス活発。

2022年11月24日 (木)

今日の太陽 2022/11/24

終日雲の多い日でしたが、しばらく撮れていなかったので強行突破。

黒点事情はすっかり様変わりしてました。

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プロミネンスは東側で活発に出ています。

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2022年11月22日 (火)

今年もカリフォルニアの赤い空

3日ほど前に腰に違和感があり、曇りがちでお天道さんも見えないということもあって、大事をとって3日ほどブログをお休みしておりました。

負担にならない程度にパソコンの前に座り、ごにょごにょと画像をいじって気晴らし。

昨年に続き今年も10月にカリフォルニア星雲を撮っていました。

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薄々星雲ではないので、私にも何とかこの程度には炙り出せ一応自己満足(笑)。

2022年11月19日 (土)

今日の太陽 2022/11/19

朝、ちょっと体をひねった拍子に腰のすぐ上あたりに筋肉が引きつったような違和感が。

腰痛とは少し違ったこのような痛みが時々起き、こじらせると長いときは1週間以上続く。

ここしばらくパソコンの前に長く座っていることが多く、運動不足や季節柄の寒さもあって腰の筋肉が固くなっているらしい。

早めの養生で整体に行って揉みほぐしてもらったが、あとは腰を温めてしばらくおとなしくしておきます。

今朝の日課は腰を痛める前に済ませておいてよかった(苦笑)。

黒点群が増えてる。

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プロミネンスなどは相変わらず。

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2022年11月18日 (金)

今日の太陽 2022/11/18 と、皆既月食中の天王星掩蔽まとめ

小黒点が東側に2か所。

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プロミネンスは相変わらず小粒が各方向に。

ダークフィラメントもほどほどに。

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月の位置を基準に画像をこつこつトリミングし、皆既月食中の天王星掩蔽までを1枚にまとめました。

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これに潜入後の画像も加え、皆既が終わってしばらくまでのGIF動画を作成。

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これにて11月8日の皆既月食中の天王星掩蔽画像アップは終了といたします。

2022年11月17日 (木)

今日の太陽 2022/11/17 と、今季3度目のM31

昨日出現した黒点は期待通りのサイズ。

矢印で示した黒点群は今日でお別れ。

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プロミネンスは8時、11時方向に目立つ程度。

8時方向にはフレアも?

ダークフィラメントは小ぶりになって散在。

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今季3度目、FMA230では2度目のM31。

FMA230の前回は周辺の淡い部分にこだわって、中心部が肥大していたので、今回は飽和しないように、星がうるさくないように心がけて処理。

結果として周辺部が物足りなくなってしまった・・・でもまあ自己満足(笑)。

今期はこれでM31はおしまい。

M31_221026

2022年11月16日 (水)

今日の太陽 2022/11/16 と、Mel 20

長く楽しませてもらった黒点群は今日明日で西没します。

9時方向に新たな黒点の登場。

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プロミネンスよりも南側のダークフィラメントが目立つHa光太陽。

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広範囲に広がる散開星団が多い印象のメロッテカタログの20番目は、ペルセウス座α星のミルファクを目印に導入。

Mel20__221026

2022年11月15日 (火)

今日の太陽 2022/11/15 と、カシオペア座の散開星団

雨と曇りの日が2日続いて今日は晴れ。

黒点群がもう端っこまで来てしまってる。

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プロミネンスも静かになって、ダークフィラメントがやけに目に付くような。

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10月後半にFMA230と改造カメラで遊んだ産物から。

右下の明るい星はルクバーで、この構図にはMが1、NGCが3、ICが1写っています。

M103_ngc663_221027

これ以外にも小さく暗い星団が多数写っているはずですが、すぐにそれとわかるものに矢印を付けておきます。

M103_ngc663_221027_n

2022年11月14日 (月)

火星とM42と月と

月例観望会の後自宅に戻っての夜遊びは火星を撮りたかったのが動機。

とはいえMAK127SPに2倍バローを付けてASI224MCで撮ってもこのサイズ。

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バローが無いとこのサイズになります。

かわいいですね~(笑)。

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M42はバローが無くてもどアップになります。

M42_221112

ついでだから露光を抑えてトラペジウムも。

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裏の家の屋根からお月さんが昇るのを待って何箇所か撮るも、このころになると疲れと飽きがきて全周まで撮る気なし。

見栄えしそうなところをテキトーに撮ってモザイク合成でお茶を濁します(苦笑)。

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2022年11月13日 (日)

10月半ばの夜遊びの産物、残り2点

今日は昼前からの雨で太陽撮影はお休み。

昨夜の月例観望会の後、裏庭でも少し遊び、今朝は朝寝坊でした(笑)。

さて、表題通り10月半ばのに撮っていたうちの最後の2点をアップします。

残り物とはいっても地味天ではありませんよ・・・。

地味天ではないが地味にとってしまったM45。

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本家(M27)に比べれば地味なM76小アレイ星雲。

M76_221020_c

M76_221020_d

10/26~30に撮ったものが手つかずで眠っているので、そろそろそっちも処理せねば。

それに、昨夜遊んだ対象も。

2022年11月12日 (土)

今日の太陽 2022/11/12 と、NGC1545

大型黒点が寄り集まって大型黒点群を形成。

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プロミネンスに復活の兆しか。

北側がにぎやかに。

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10月半ばの夜遊びの産物、ペルセウス座の散開星団NGC1545。

去年に続き撮ってしまったが、今回は自作スノークロスフィルターで少しアクセントも(笑)。

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報告が遅くなりましたが、10日の釣行の成果。

アジ1尾、ガシラ1尾、ベラ6尾、シマイサギ6尾、アイゴ8尾、コッパグレ13尾。

いずれも15cm以下の小物でしたが五目釣りは堪能。

昨夜はこのうちガシラとアイゴを煮つけにしていただき、おいしゅうございました。

2022年11月11日 (金)

今日の太陽 2022/11/11

今日は確か犬の日。

良い天気。

黒点は中央に集中してしまってる。

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プロミネンスは小規模が多数で3時、9時方向に特徴あり。

黒点近くのダークフィラメントが面白い。

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皆既月食&天王星食

昨日はご近所さんのお誘いを受けて舞鶴に魚釣りに出かけてきました。

早朝出発、日がとっぷり暮れてからの帰宅だったので、日課の太陽撮影もブログ更新もお休みしました。

その間に8日の天文イベントの成果が各ブログ、ツイッター、インスタグラムなどで続々と披露されていて、ちょっぴり焦り気味(苦笑)。

9日のうちには一応処理も済ませあとはアップするだけにしておいたんですけどね。

今回の月食は全行程を追うことはせず、皆既中の月と天王星食に絞り込んでの撮影を計画しました。

当初裏庭で撮影するつもりだったのが、前日になって、裏のお宅の屋根から見えだすのが皆既が終わってからと気づき、急遽計画変更となったのは既に報告済み。

徒歩2分ほどの近所の月極ガレージにプチ遠征し邪魔になりそうにない場所で、ミニボーグとG7の太陽撮影セットをAZ-GTiに乗せて皆既開始から天王星の潜入までを撮る。

急ぎ撤収、帰宅し、あらかじめセットしておいたSX2にミニボーグ&G7を載せ替え、天王星の出現を待ち、撮る。

この2段構えで挑みました。

不安材料は撮影中にガレージに車が出入りすることで苦情を言われるのではないかということと、長時間の追尾に経緯台モードのAZ-GTiが耐えられるかということ。

結論から言えば撮影中に車の出入りは1回だけ、それも撤収準備を始めたころに帰ってきたので実害なし。

ただ、AZ-GTiのほうは不安が的中。

というのもこれまでの経験から追尾中に時々不安定な動きを見せ、視界から目標天体がスーッと移動していくことがたびたび起きていたから。

で、皆既の始まりから天王星の潜入までをタイムラプス動画にするという計画は達成できず、潜入の数コマ前からを手作業で比較明合成するにとどめることとしました。

露光条件は終始ISO400、1秒露光を30秒のインターバルで撮影とし、天王星の色が出ていればラッキーという、ある種運任せ(笑)。

30秒間隔の撮影ですが比較明合成は1分間隔でしています。

前置きが大変長くなりましたが、では・・・。

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ところで、皆既中の星食は天王星だけではありませんでした。

皆既開始後すぐにおひつじ座のHIP13601(7.4等星)が潜入してくところを、撮影開始後の1枚目で捉えられました(もちろん狙っていたのですよ)。

上掲1枚目の画像では天王星の潜入と前後して出現しているのが右端に見えています。

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この5分後には同じくおひつじ座のHIP13509(7.6等星)が出現しているところも捉えています。

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さて最後は、AZ-GTiによる追尾を開始から終了まで比較明合成した、衝撃(笑撃?)の1枚で締めくくります。

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2022年11月 9日 (水)

今日の太陽 2022/11/9 と、NGC1528

今朝もさわやかな快晴。

相変わらず消長の激しい黒点。

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相変わらずおとなしめのプロミネンス。

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相変わらず10月中旬に撮影の地味天をアップする悠々遊。

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さて、昨夜の皆既月食&天王星食、素材は確保したのでどう料理するか・・・。

2022年11月 8日 (火)

皆既月食撮影速報

皆既月食&天王星食撮影を無事終了。

皆既中の天王星第1接触。

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天王星第4接触。

P1950843

撮影終了直前に1/500秒にて。

Kaikigessyoku

今日の太陽2022/11/8 と、NGC1027

いよいよ皆既月食&天王星食の日。

今のところ快晴で準備万端・・・のはずが、昨夜とんでもないことに気づいてしまいました。

いつもの裏庭で撮る手はずで進めてきたけれど、なんと、裏のお宅の屋根に隠れて21時過ぎでないとお月さんを拝めない!

急遽作戦変更で、近くのガレージにプチ遠征するか・・・。

月極ガレージなので契約者の邪魔にならないよう隅っこで月が撮れる場所を確保となると、当初の機材もコンパクトに変更せざるを得ない。

直前になって気づくとは間抜けな話(苦笑)。

それはさておき今日の太陽。

北東方向の黒点がさらに目立ってきました。

南側にも小さなものが出ています。

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プロミネンスは小粒なものが多数のなか、5時方向は薄いながら一番大きいか。

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地味天はカシオペア座の散開星団NGC1027。

ハート&ソウル星雲に挟まれた位置にあるけれど、星団メインで撮っているので星雲はほぼ見えません。

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2022年11月 7日 (月)

今日の太陽 2022/11/7 と、NGC1342

9時を過ぎても部屋の気温が12度のまま・・・重ね着してても寒い。

そろそろ暖房器具の火入れ式をするか。

南側の真ん中付近の黒点は消滅したみたい。

新たに東側に小さいのが出てるが、いつまで持つやら。

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プロミネンスは南西側で活発も変動が激しい。

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10月半ばごろの夜遊びの産物はNGC1342、ペルセウス座の大きめの散開星団。

これも「ちょい地味天」の範囲かな(笑)。

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2022年11月 6日 (日)

今日の太陽 2022/11/6 と、NGC957

黒点の消長が激しい。

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プロミネンスも勢い復活気味?

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10月中旬の夜遊びの産物は、ペルセウス座の散開星団NGC957。

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2022年11月 5日 (土)

昨日と今日の太陽 2022/11/4-5

作業中にブラックアウトしたまま入院となってしまったノートPCが、昨日約3週間ぶりに退院してきました。

ハードもソフトも異常なしとのこと。

ただし「イベントログ内に外部接続機器のエラーを多数確認」だって。

Windows10から11に変更しているので動作保証はできず、10に戻すことにしてもらい初期化作業で費用は1万円弱。

「このPCは条件をクリアしてるので、11に無料で変更できまっせ」

マイクロソフトのしつこい甘言に乗ったのが間違いだったか(苦笑)。

初期設定からアプリケーションソフトのインストールまで、ほぼ1日がかりでした。

そんなわけで太陽撮影はしていたものの、画像処理は後回しにしていたので、2日分のアップとなりました。

黒点は盛況(特に今日)、プロミネンスは静寂といった様子です。

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2022年11月 3日 (木)

今日の太陽 2022/11/3

朝のうちに撮れず15時を過ぎて低くなったところでの撮影になりました。

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2022年11月 2日 (水)

今日の太陽 2022/11/2 と、再びNGC457

昨日と打って変わっての”ほぼ”快晴。

1日見ない間に黒点増加でにぎやかに。

ただし、みんなちっちゃい。

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プロミネンスは11時方向がいい感じで、ダークフィラメントも若干復活気味?

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先月中旬の夜遊びの収穫から、カシオペア座のNGC457を再び撮影。

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2022年11月 1日 (火)

ペルセウス座の散開星団 NGC744

雨の11月スタートになりました。

日照り乾燥は困るから雨も必要だけど、ほどほどにお願いします。

こんな日は地味天らしい地味天でもどうぞ。

ペルセウス座の散開星団NGC744。

一応天の川の中なので背景に星が多く、それが星団を見えにくくしていますね。

木を隠すには森が良いというわけですかね。

で、誰から隠すためだろう?

Ngc744_221001_c

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