りょうけん座の重星
同じ機材(MAK127SP+ASI224MC+SX2赤道儀)での撮影を前提に重星の対象として、
①裏庭から撮れてフラムスティード番号がついている
②主星が6.5等級、伴星が10等級以上明るい・・・自動導入ながら6x30ファインダーでの補助導入が必要なため
③離角が3”以上100”以内(一部例外あり)・・・近すぎるとうまく分離できず、離れていると重星としてピンとこない
を基準に選んでいます。
露光は、離角が小さな場合に雪だるま状にならないよう調整します。
17-16CVnは離角が270”以上ありますが例外的に撮ってみました。
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悠々遊さん、こんにちは。
星団祭りから重星祭りに変更ですか?
どれもいい感じに撮れていますね。
MAKくんの光軸不良と言うより、cーmosの設置がまずかったのかもしれませんね。
スリーブで接続すると、片側だけが締め込みすぎちゃう可能性もあるから、直接続の方が確実で安心ですね。
さて次は何が出てくるのか?
楽しみです!
投稿: layout3 | 2022年4月13日 (水) 10時56分
layout3さん、こんにちは~
早速にコメントをありがとうございます。
相変わらず地味天が好きというか、画像処理に格別のスキルが要らない「星」を選んでいます(苦笑)。
ネジで締め付けるアダプタ類は光軸がズレやすい懸念があるし、直接ネジ込んで接続するのが安心ですね。
そうはいっても取り外しが結構面倒なのがものぐさ太郎には欠点で(笑)。
しばらく重星祭りにお付き合いお願いします。
投稿: 悠々遊 | 2022年4月13日 (水) 11時12分
悠々遊さんこんにちは、重星シリーズうまく撮ってますね、昔は北斗七星の重星で軍隊の合否判定をしたとかしないとか。
あちこちで銃声、話題になってますがこの重星なら大歓迎です。
投稿: 夕焼け熊五郎 | 2022年4月13日 (水) 11時52分
夕焼け熊五郎さん、こんばんは
コメントありがとうございます。
相手が明るい星なら画像処理の手間いらずで「わたしにも写せます」です(笑)。
ミザールとアルコルのペアはその昔、兵隊の視力検査に使われていた、という話はこの時期の観望会の定番にしています。
硝煙や火災の煙で夜空を汚さず、星を眺めながら平和に語り合ってほしいものですね。
投稿: 悠々遊 | 2022年4月13日 (水) 17時47分
星像がとても良くなりましたね。良かった良かった^_^/
私の光学系はスリープタイプ以外の選択肢がないため、苦労しています。スリーブ式は若干の遊びがありますから、後ろへ付け足すほど光軸からズレてしまいますよね。天プリも「直角に曲がる」と思い込みがちですが、そうとは限りませんし。
ところで、悠々遊さんは対象に合わせてフレーム露光時間を調整されているようですが、なにか根拠はありますか?
私の場合、露光は固定、ゲインで調整します。100ms以下だとシーイングの悪い周期を拾いがちで、それを均すためにチラツキが無くなる150msから200ms程度までのばして固定します。(この値は機材によって変わるでしょう。)その上で、恒星がオーバーやアンダーにならないようゲインを変えます。数百フレーム以上スタックするなら、どんなゲインでもノイズは気にならないと思いますので。
投稿: みゃお@ほんのり光房 | 2022年4月14日 (木) 11時06分
みゃおさん、こんにちは
いつもコメントをありがとうございます。
スリープタイプだと抜き差しは小さなつまみをクルクルと3回ぐらい回すだけで済むので、太陽撮影にも重宝していますが、たわみの影響は避けられません。
ねじ込み式は(精度が確かなら)がっちり固定できるのですが、毎度毎度だと手間がかかるし面倒だとものぐさ太郎が申しております(苦笑)。
対象によって露光を変えているのは、モニターを見ながら調整するのに慣れているのと、それしか思いつかなかったからにすぎません。
なるほど、ゲインの方で調整する方法もあったわけですね。
今回は先にアップした4点も含め、ひと晩で18対象を撮りましたが、重星も面白いですね。
投稿: 悠々遊 | 2022年4月14日 (木) 15時53分
ご回答ありがとうございます。私の撮影法が正解と言い張るつもりは無く、他にも様々な考えやアプローチがあるようです。色々試してみてください。重星撮影はF10超えの光学系ならではの得意分野ですね。独特の設定に慣れるまで時間がかかりますが、慣れたら何十個もサクサク撮れる対象です。
もし間に合うなら、カストルA・B撮ってみてください。アルギエバより離れてますよ。ついでにA・Bを白飛びするくらいの露出でカストルCもどうぞ。「星座を作る星82 ふたご座ベータ」に掲載していただいた画像のような配置(上が天の北)です。
投稿: みゃお@ほんのり光房 | 2022年4月14日 (木) 16時42分
そうだ、思い出しました。下記記事内に異なる露出秒数でカペラを比較撮影した動画サンプルがあります。試行錯誤の手助けになれば幸いです。連続コメント失礼しました。
https://kuusou.asablo.jp/blog/2021/10/01/9428562
投稿: みゃお@ほんのり光房 | 2022年4月14日 (木) 17時19分
みゃおさん、こんにちは
返事が遅くなってすみません。
頂いているアドバイスは、新たな視点や刺激になっているので有難いです。
カペラを低空で動画撮影というのも新鮮な驚き! まさに大気のプリズム効果なんですね。
カストルは暗くなるころにはもう屋根の向こうですから、次期への宿題とさせていただきます。
投稿: 悠々遊 | 2022年4月15日 (金) 11時28分