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2021年12月11日 (土)

ついに・・・ポチってしまった 今日の太陽も

年金暮らしの下流老人には家計の害毒とわかっているので我慢を重ねてきていたんですけどね。

ついに内なる誘惑に負けてしまったんですよねえ・・・。

だって、miniBORG60EDで撮ると四隅、特に酷い左隅はこうなるんですよ。

Ngc2237_211015

だから正方形にトリミングしてたんですけど、これでも四隅を見ると隠しきれるもんじゃないですよね。

Ngc2237_211015_1

で、ついに我慢しきれなくなって、家計の平安か精神の平安かを天秤にかけて、精神の平安を選択したってわけです。

最初は星屋さんの間で高評価が定まっているRedCat51をポチったんだけど、タッチの差? で完売。

次の入荷予定は年末ごろだっていうから、手元に届くのは年明けか・・・裏庭では赤い星雲シーズンは終わってる。

そこで熟考の末、次善の機種として選んだのが今年9月に発売されたばかりの、AskarのFMA230。

未だ作例は国内では皆無に近く不安はあるもののショップの説明と、Askarの先行機種が高評価なのも決断を後押し。

それと本体以外に必要なパーツ類の購入を比較すると、赤猫君より1万円以上安上がり・・・貧乏老人にはこれも効いた。

Img_3042

届いたFMA230を組んでみると、本体のフードは長さ5cmほどしかなく、ちょっと不安。

そこで試しにiniBORG60ED用に作っていた延長フードをかぶせてみると、ちょっとした手間でこれにも使えることがわかりました。

ヘリコイドの前に厚紙を2周ばかり巻き付けておくだけ。

Img_3043

かぶせると厚紙は見えなくなるし、かっこいいでしょ(笑)。

対物キャップはM58ねじ込みだったので、58-62ステップアップリングの併用で、これもminiBORG60EDで使っているケンコーのテクニカルホルダーが使えることがわかりました。

Img_3041

手前から太陽撮影フィルター、テクニカルホルダーに挟んでいるのが手作りバーティノフマスク、左奥がフラットフレーム撮影用に白色プラ板を切り出したもの。

いずれもminiBORGのものが流用できます・・・太陽撮影はFMA230ではしませんけど。

というわけで、届いた翌日に薄雲の襲来を受けながらファーストライトにトライ。

211209_1

四隅まで気持ちよく点像でした。

_211210_1

さて、何かを手に入れれば何かを手放さなければならないのが貧乏人の定め。

断捨離を兼ねて、使わなくなった機材その他を選定し、リサイクルショップに持ち込む作業が残っています。

画像追加・・・今日の太陽

黒点はありません。

211211ls

1時、11時方向に目立つプロミネンス。

3時方向にも薄くてひょろりとしたものが。

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コメント

悠々遊さん、こんにちは!

ゲゲっ!
何と!
ニューアイテムget、おめでとうございます!
やりましたね。
そして薔薇とモンキーも綺麗に撮れましたね!
凄い凄い!
これから、楽しみが増えましたね。
新しい作品を楽しみにしていますね!

なんと!素晴らしい!これは良き精神安定剤ですね。

M42から馬頭星雲まで一気撮りとか、マルカリアンチェーンからM60まで一気撮りとか、カリフォルニア星雲や網状星雲全体なども隅々までシャープで収まり良い写真になりそうです。ぜひ活躍させてください。

layout3さん こんにちは
やりました!
ありがとうございます。
隅まで点像というのはやはり気持ちがいいですね。
今ある機材のパーツが流用できる点もポイントでした。
このサイズの機材なら、お蔵入り同然のGPポタ赤と一緒にプチ遠征で、夏の赤いのにも手が出せるかな。
唯一の問題点は、機材の能力を十分に引き出すだけのスキルがないこと(苦笑)。

みゃおさん こんにちは
ありがとうございます。
これで心の平安は保てそうです(笑)。
これから撮ってみたいと思っているもの、全部先に書かれちゃった。
スキルが無いのでどこまで機材を生かせるか、それが課題です。

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