今日の太陽 2021/11/30

11月も最終日となりました。

天気は下り坂で朝から雲が空を覆っていますが、昼前に何とか撮れました。

北側に小黒点群が発生しています。

プロミネンスは南側で活発な状態が続いていますが、10時方向も見逃せませんね。

それにしても薄雲の影響でコントラストが悪い。

今日の太陽 2021/11/29

黒点群に消長はありますが大きな変化はなし。

太く大きなダークフィラメントが西端に達しました。

これは上の画像の約90分前、薄雲の中での撮影ですが、こっちの方がプロミネンスがよく出ていたようですね。

特に8時方向のは・・・。

今日の太陽 2021/11/28

小黒点群は増殖発達中。

9時方向の白斑の中にも微小黒点が出ています。

目立つサイズのダークフィラメントは明日には西端で華麗にプロミネンスに変身か？

小規模ながら各方向に多彩なプロミネンスが出ています。

今日の太陽 2021/11/27

昨日見えていた南西側の微小黒点群は今日は白斑のみで確認できず。

代って真ん中に来た小国点群の右隣に、新たに小黒点群現る。

小規模ながら消長の激しい太陽表面です。

各方面に小規模なプロミネンスは見えます。

目立つダークフィラメントはだいぶ西端に来ました。

今日の太陽 2021/11/26

南東側の黒点群は小黒点が増したように見えます。

南西側にも微小黒点による黒点群が見えます。

両黒点群の周りにはプラージュ（明るい部分）があります。

7‐８時、9-10時方向のプロミネンスが盛んです。

ダークフィラメントと微小黒点群を取り囲むプラージュ。

今日の太陽 2021/11/25

南東側の黒点群は発達していますが、微小黒点の方は見事すべて消滅！

プロミネンスは2時、7時‐8時、９時‐10時方向に見られます。

南半球のダークフィラメントは徐々に衰えています。

散開星団シリーズ8 NGC129

カシオペア座の散開星団を続けます。

今回はNGC129です。

光度6.5、視直径21’

700x700ピクセルで切り出し。

明るいけれど集中度は高くないので散漫な印象。

今日の太陽 2021/11/24

だんだん寂しくなってきたと思ってたら、小黒点(群)ひとつと微小黒点がふたつ増えてました。

小粒やけど賑やかになったねえ(笑)。

2時、7時、9－10時方向にプロミネンスが目立っています。

特に7時方向のが面白い形。

今日の太陽 2021/11/23

微小黒点になっていましたが、両方ともまだ健在です。

2時、７時、９時方向にプロミネンスあり、中でも７時方向は少し大きめ。

南側のダークフィラメントが目立ちますね。

散開星団シリーズ7 NGC7789

カシオペア座NGC7789です。

光度8.5等級、視直径17’　と、そこそこ明るくそこそこ大きな視直径を持つ標準的？な散開星団。

密集度が高いので地味天にしては目立ちます。

700ｘ700ピクセルで切り出し。

昨日アップしたNGC7788+NGC7790の右上にあるもう一つの散開星団について、みゃお＠ほんのり光房さんから貴重な情報をいただきました。

king12という散開星団だということです。

500ｘ500ピクセルで切り出し。

有名なメシエ(M)カタログや、NGC、ICカタログのほかにも、カルドウェルやメロッテなどのカタログがあるのは聞き知っているのですが、キングというのは全く知りませんでした。

数千の天体数を誇るNGC、ICカタログには光度15等級よりも暗い天体も多く含まれ、ほかのカタログと重複するものも多々あるようですが、上記king12のようにNGC7788と同等程度の光度、視直径がありながら、これら有名カタログから漏れてしまっているものもあるんですねえ。

地味天侮りがたし。

kingカタログについて続けて検索してみたところ、26番で終わっていました。

こういった補足的なカタログがどれだけあるのでしょうね。

今回、みゃお＠ほんのり光房さんに教えていただいたサイトは、天体名（カタログ番号・・例えばNGC7788など）を入力すると、写真星図のその位置に案内してくれるほか、名称の分からない天体も写真星図に写るその天体をターゲットマークでクリックすると、天体名（カタログ番号・・例えばking12など）が示されるというとても便利なもの。

今後の天体検索に欠かせないツールになりました。

サイトはこちら　アラジンライト

右上のFull screenマークをクリックして写真星図を全画面表示にすると、名称検索とターゲット検索の両方が使えます。

みゃおさん、ありがとうございました。

散開星団シリーズ6 NGC7788 NGC7790

カシオペア座で隣り合う散開星団の一組。

NGC7788　光度9等級、視直径9’（ステラナビ）

700x700ピクセルで切り出し

NGC7790　光度8.5等級、視直径17’（ステラナビ）

700x700ピクセルで切り出し

パッと見にはNGC7788の方が明るく大きいように見えるんですが、青白い明るい星たちは星団には関係ない手前の星なんですね。

1番目の画像で、右上の方に離れてもう一つ散開星団があるように見えるのですが、ステラナビゲーターでは光度15等級まで上げても表示されるものがありません。

どなたかご存じでしたらお教えいただけるとありがたいです。

2021/11/19のほぼ皆既月食の後始末

星好き写真好きの例にもれず、昨夜は「ほぼ皆既月食」を撮りに、バイクで約10分弱のプチ遠征をしてきました。

昨年に部分日食で惨敗した場所で、今度は真逆の方向を向いてリベンジです（笑）。

ここはバイパス道路に幅広の歩道があって、交通量は多いけど車や歩行者の邪魔にならず、電線もなく見通しのいいところ。

すぐ横を車のヘッドライトが通過していくので、星野撮影には明るすぎて適しませんが、月や惑星ならまず問題なし。

前置きはこれぐらいにして・・・。

現地入りは撮影開始の約30分前。

1台は固定撮影で刻々と変化する月食を連続撮影。

1台は自動追尾で月食とM45のツーショット撮影。

という2台体制です。

山の稜線から欠けた月が昇りきったところ。

この1分後から5分間隔で撮影開始。

2時間10分間の撮影の成果・・・と誇りたいところですが、初歩的なミスをいくつか犯していました。

データを見てお気づきのように、18:03のほぼ皆既状態を撮り逃しています・・・開始時刻のミス。

ピントが若干前ピンというミス。

画角が若干傾いていた(左に約0.5度)ため、修正のため画角を少しトリミングする羽目になったというミス。

それにしても夕暮れから刻々と変わる周囲の明るさ、月面の明るさに対し、露出速度を適正に変えていくのは本当に難しいと感じました。

もう一つのカメラの方は、ほぼ皆既状態を待ってワンチャンスに掛ける！

撮って出し画像では月食もM45も中途半端。

ああでもない、こうでもないと処理を繰り返し、結局月とそれ以外で分けてトーンカーブをいじるということで決着。

これでもまだM45は物足りないけど、8秒露光では贅沢言えんか。

天体撮影は画像処理の奥が深いし、欲も深くなるということを再認識(苦笑)。

今日の太陽 2021/11/19 と 一昨日の月

黒点の位置が自転分西に移動しただけで、特段の変化は見られません。

８時方向に目立つプロミネンスと濃いダークフィラメントが見えます。

一昨日、裏庭で隣家の屋根から姿を現した月をMAK127SPとPCカメラの組み合わせで撮影。

この組み合わせでは拡大撮影になるので、全球画像にするには少しずつずらしながら撮影し、あとでモザイク合成することになります。

モザイク合成では先の画像と後の画像で重なる部分（のりしろ部分）が多い方がうまく合成できるので、慎重にずらしていったらなんと41分割の撮影になり、後の処理に手間取ってしまいました。

これがその労作？　です。

モザイクを念頭に撮った41枚の後、撮影コマを倍増して主だったな所を6か所撮影。

そのひとつをご紹介。

今日の太陽 2021/11/18 と 散開星団シリーズ5 NGC752

小さな黒点が二つ。

目につくのは２時方向のプロミネンス。

秋の空が寂しくなりましたなあ。

なので地味天も追加。

アンドロメダ座の散開星団NGC752

光度5.7等級、視直径50’　と、地味に明るくて大きい（笑）。

1400x1400ピクセルで切り出し、700x700ピクセルに縮小。

今日の太陽 2021/11/17

小黒点が３か所だけ。

寂しくなりました。

２時、８時方向に目立つプロミネンス。

北半球にダークフィラメント多数。

今日の太陽 2021/11/16

南半球東西の黒点は健在。

それ以外新たな発生は見当たりません。

8時方向のプロミネンスは形が崩れていました。

２時、４時方向にも目立つプロミネンスあり。

今日の太陽 2021/11/15 と昨日の月

8時方向に小黒点が出ています。

北半球にあった小黒点は見当たらず。

８時方向に目を惹くサイズのプロミネンスあり。

昨日は夜遊び前にお月見。

MAK127SPとPCカメラで拡大画像を撮り２画像をモザイク合成。

久しぶりでやり方を忘れそう(苦笑)。

今日の太陽 2021/11/14

コメントを　するほどのこともなし　ひなたぼこ

散開星団シリーズ4 カシオペア座M103

明るさはともかく小さな散開星団のM103ですが、ややこしいことにカシオペア座にはNGC103という、もっと暗く小さな散開星団もあるのですよ。

M103は光度7.4等級、視直径6’（ステラナビ）

700ｘ700ピクセルで切り出し。

意外と明るく写ります。

今日の太陽 2021/11/13

9時前の撮影だったにもかかわらず、朝から何かと外出が多く、画像アップが遅くなってしまいました。

黒点は増えたり減ったり、目まぐるしく変化しています。

３時方向の黒点は西端のギリギリに見えていました。

プロミネンスはこれが極大期かと思うほど少ない状態。

大丈夫かなあ。

散開星団シリーズ３ NGC1528

シリーズ３回目はペルセウス座NGC1528。

光度6.4等級、視直径24’（ステラナビ）

700ｘ700ピクセルで切り出し。

だんだん地味天らしくなってきた(苦笑)。

今日の太陽 2021/11/11

北東側の黒点群が2個の群から３個の群に。

プロミネンスが静かになってしまいました。

散開星団シリーズ２ NGC457

１回目に続いてカシオペア座のNGC457。

毎度おなじみのET星団、またはトンボ星団。

光度6.4等級、視直径13’（ステラナビ）

700x700ピクセルで切り出し。

その右上にひっそり集まってるNGC436。

光度8.8等級、視直径6’（ステラナビ）

500x500ピクセルで切り出し。

今日の太陽 2021/11/10

雲の流れが速く、時々時雨れる不安定な天候なれど、まとまった青空もあります。

3か所に黒点あり。

北東と南西に目立つプロミネンスあり。

散開星団シリーズ１ M52

同一機材同一露光時間での散開星団画像集作成を目指し、地味天ハンターに復帰します。

・・・と、大見得を切るような内容ではありませんが、ひとつのテーマ性を持って撮影するのも、趣味を続ける上で有用な動機づけになるかな～と、ゆる～い気持ちで始めます。

機材・露光の統一条件としては、

自宅裏庭からの撮影でSX2赤道儀・オートガイド

CAPRI-80ED・x0.8レデューサー仕様(448mm/F5.6）

LPR-N（光害カットフィルター）

EOS 700D(＝kissX7i)改造カメラ

ISO400・240秒露光・5～15枚コンポジット（ガイド失敗や雲の通過の画像を除外する場合があるので）

その時々で目に付いた散開星団を撮り、脈絡なくアップすることになると思います。

初回は今シーズン何度か撮っているカシオペア座M52

700ｘ700ピクセルで切り出したM52

同一写野で目に付くメシエ天体、NGC、IC天体も状況に応じて添付していくつもり。

500ｘ500ピクセルで切り出したNGC7635

今年確認されたカシオペア座の新星

2016年9月に撮影していたM52画像から、同じ部分を切り出し。

と、まあ、こんなスタイルで続けていこうかと思います。

今年も撮ったM1

毎年撮ってると思っていたメシエ1、遡ってみたら2017、2018、2019年は撮ってなかった。

なんでだろ？

ともあれ昨年に続き今年もM1。

代り映えしませんが・・・(苦笑)。

ところどころ青空は覗くものの太陽と月は隠れたまま。

今日の三日月による金星食は見られず。

日食、月食、好条件下での流星群、星もとと、近年は立て続けに天文イベントの日は雲や嵐の邪魔が入る。

関西・近畿地方はそういう負のスパイラル周期に入ってるのだろうか。

あるいは呪いでもかかっているのか・・・。

今日の太陽 2021/11/7

極小黒点が2か所に見えます。

５時方向のプロミネンスが、ようやく期待通りのサイズに。

８時、９時方向に明るいプラージュが出ています。

今日の太陽 2021/11/6

朝から薄曇り状態が続き、昼めし前を待ちましたが撮影には無理がある・・・。

その後も空を見上げては散々迷って白色光だけにトライ。

昼も過ぎて日暈のある状態の下での撮影。

レベル補正前。

黒点の存在だけはわかりますが・・・。

右下側が暗いのはお約束のクモの巣電線のおかげ（笑）。

今日の太陽 2021/11/5

先行の黒点は「黒点群」から「小黒点群」に格下げか(苦笑)。

5時方向のプロミネンスが少し見栄え良くなってきたかな。

活動域のダークフィラメントは少し薄くなってきたような・・・。

今日の太陽 2021/11/4

西側の黒点群が衰えてきました。

5時方向のプロミネンス、どうやら期待外れ。

西側の黒点群近くのプラージュとダークフィラメントを拡大。

相次ぐフレア爆発でエネルギーを使い果たしたのかな。

晴れてるように見えてたんですが、意外と薄雲が広がっていたみたいです。

今日の太陽 2021/11/3

南半球唯一の黒点は西端に消える寸前。

5時方向のプロミネンスは予想(期待)より地味でした。

全体にみても静かになってしまいました。

今日の太陽 2021/11/2

目立つ薄雲はなさそうだけど透明度がよくない。

10時方向のプロミネンスは収まってきた様子。

南半球のダークフィラメントが西端に近くなってきたので、明日以降目立ってくるかも。

今日の太陽 2021/11/1

11月になりました。

雲はありますが、おおむね晴れです。

小黒点は見えなくなりました。

９時方向に新たに黒点が回ってきています。

10時方向のプロミネンスがぴゅーっと。