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2021年6月12日 (土)

惑星状星雲3連発の2

惑星状星雲は等級の割に写りやすく光害地の味方と言えると思いますが、星団や星雲に比べ初心者クラスが撮影に筒を向けられる対象が圧倒的に数が少なく、しかもほとんどは視直径1’以下なのが難点。

過去に何度かチャレンジしたものの、大抵は星と見分けがつかないか、いびつな形で星と違うとわかる程度。

なのでMナンバーの対象を撮るぐらいが関の山でしたが、今回は1500mmでNGCナンバーの視直径が比較的大きなものを狙ってみました。

NGC6543と並び数字が分かりやすいキャッツアイ星雲。

Ngc6543_210608

いびつな形で恒星とは違うと分かりますが、ぱっと見には5秒露光でも飽和しかかっているよう。

実際、RAW画像で処理しようとすると読み込む段階ですでに飽和状態。

ベイヤー・RGB変換で完全につぶれてしまいました。

むしろJpeg画像の方が構造が見えている感じなので、Jpeg画像の方で処理をすることにしました。

Ngc6543_210608a

トリミングしたのがこれ。

中心星を取り巻く楕円構造がなんとなく見えるような・・・。

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コメント

悠々遊さん、こんにちは。

コレまた驚き!
5secを40枚でここまで撮れるんですね!
凄技ですね。
もう山に行くのやめようかな…。
(//∇//)

悠々遊さんこんにちは。
可愛いキャッツアイ、凄くうまい処理だと思います。
今度ねらって見ようかな、、って無理にきまってるやろ俺のレンズでは。

layout3さん、こんにちは
褒めすぎですよ、でも嬉しいです。
焦点距離さえ稼げれば遠征しなくても撮れる対象なのでぜひどうぞ。

夕焼け熊五郎さん、こんにちは
褒めてもらって嬉しいです(笑)。
確かに小さな対象なので長い焦点距離が欲しいですね。
1500mmではまだまだ足りませんでした。

こんにちは
キャッツアイの拡大画像はキャッツアイそのものですね。
私はこの対象は腰が引けてなかなかチャレンジする
気持ちになれません。が、一度は撮ってみたいですね。
ブルーの瞳に誘われてみたいですよ。

テナーさん、こんにちは
露光時間の点でサイズの大きな散光星雲とは逆な抑えどころはありますが、テナーさんの技量ならなら楽勝でしょう。
ぜひ暗闇に光る猫の目を捉えてください(笑)。

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