月の名所めぐり コペルニクス、ティコ、リフェウス山脈
月面のクレーターで真っ先に名前が思い浮かぶのは、私の場合コペルニクス。
周りを”海”に囲まれた目立つ立地の上、放射状に延びる光状の集約点という特徴があり、世界遺産的名勝でしょう。
直径は約93kmと、特別大きなクレーターではありません。
月面で最大の光条の集約点として、ティコも忘れるわけにはいきません。
ただ、こちらは山岳地帯にある直径約85kmのクレーターなので、光条が見える月齢の頃以外は周辺のクレーターに埋没気味。
むしろこの近辺ではティコの右下に見える、周辺最大の規模を誇るクラヴィウスの方が目立つ景勝地でしょう。
クラヴィウスは壁平原に分類されていますが、直径約225kmの内側にいくつもの小クレータを持ち、そのうちの5つが三日月形に並んでいるという特徴を持っています。
今回の名所めぐりではリフェウス山脈も名所に加えてみたいと思います。
全長150kmのリフェウス山脈は、嵐の大洋と既知の海の境目にあり、細い3本の小枝の連なりにも見える”絶海”の孤島のような山脈です。
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悠々遊さん、こんにちは。
PCカメラで巡るお月様の名所は、クリアーでシャープですね。
思わず見入ってしまいました。
コペルニクスの光条は、綺麗ですよね。
ティコの光条はクレーターに埋れて見えているので、やはりコペルニクスの光条の方が見やすいですね。
投稿: layout3 | 2021年5月 2日 (日) 12時54分
layout3さん、こんばんは
お褒めいただきありがとうございます。
PCカメラで大量のコマをスタックすると画像が滑らかになるので、あとの処理も楽になりますね。
ウェーブレットをどれぐらいかけるかで鮮明度(逆に粗さ)が激変するので、手探りの仕上げをしています。
やはりコペルニクスが一番の名所ですかね(笑)。
投稿: 悠々遊 | 2021年5月 2日 (日) 18時42分