« 2021年2月 | トップページ | 2021年4月 »

2021年3月

2021年3月31日 (水)

今日の太陽 2021/3/31

3月も最終日になりました。

一昨日、昨日ほどではないけれど、黄砂の影響で少し透明度が悪い感じです。

210331b28

黒点は消えてしまいました。

9時方向の縁近くに白斑が見えています。

210331_2

眼視では6時方向のプロミネンスが目に付く程度でした。

画像処理を進めると、9時方向、3時方向にもプロミネンスが見えてきました。

特に3時方向のは大きそうです。

なのでいつもより強い処理をしてみました。

210331ls28

堂々としたサイズで噴き上がっていますね。

2021年3月30日 (火)

銀河祭りにこっそり参加 その5

Ngc4697_n_210310

さすがおとめ座、こっそり撮ってもお供が2つ写ってました。

2021年3月29日 (月)

今日の太陽 2021/3/29

黄砂の影響で透明度が非常に悪い状態です。

210329b28

 

西端まで持ちこたえるかどうか。

210329ls28

3時、9時方向に姿の良いプロミネンスが出ています。

5時、12時方向には小さいけど明るいものも。

銀河祭りにこっそり参加 その4

Ngc2903_n_210310

しし座のはなさきにあるNGC2903を、ししに気付かれぬようこっそり盗み撮り。

2021年3月28日 (日)

銀河祭りにこっそり参加 その3

Ngc2683_n_210310

エッジオン銀河NGC2683の周囲には10等級以上の主だった銀河は見られませんでした。

なので目についた恒星を5~9等級までひとつずつ拾ってみました。

2021年3月27日 (土)

今日の太陽 2021/3/27

210327b28

先行の黒点がとうとう見えなくなりました。

大きい方の黒点の一人旅です。

210327ls28

9時方向のプロミネンスが目に付くぐらいで、あとはごく薄いものが9時方向にも。

銀河祭りにこっそり参加 その2

日差しがありそうで外を見ると薄雲がまだら模様に全天べったり。

お天道さまも撮れそうで撮れないもどかしさ。

ここはあっさり引き下がるか、昼過ぎまで粘ってみるか・・・。

M58_n_210310

さすが銀河大通りの一角にあるだけに、M58をメインに据えると450mmなら9~10等級の銀河がたくさん写りこみます。

肝心のM58は・・・ま、遠くからこっそり眺めることにしてますので(笑)。

2021年3月26日 (金)

今日の太陽 2021/3/26

210326b28

黒点は2群とも健在。

ただ、先行する黒点は1つを除いて、小さく淡くなってしまっています。

210326ls28

プロミネンスは9時、12時方向に見えますが、いずれも小規模。

2021年3月25日 (木)

春爛漫 銀河祭りたけなわにこっそり参加 その1

M81_82_n_210310

春のさきがけの、お馴染みM81,M82ペアにお供のNGC3077。

2021年3月24日 (水)

今日の太陽 2021/3/24

210324b25

北半球の黒点群は先行している群が賑やかになってきたようです。

210324ls25

12時方向にプロミネンスが出ています。

9時方向にも小さく明るいものが多数出ています。

2021年3月23日 (火)

今日の太陽 2021/3/23

210323b25

北半球の2群の黒点がはっきりしてきました。

210323ls25

4~5時方向と11時方向にプロミネンスが見えています。

2021年3月22日 (月)

今日の太陽 2021/3/22

210322b25

先日来の北半球の黒点群は見えません。

しかし、10時方向に新たに2群の黒点が見えています。

先行している方は微小ですが、遅れて現れた方はそれより大きいので期待できそう。

210322ls25

5時方向のプロミネンスは淡いけれど中規模クラス。

後は小さなものがあちこちに見えています。

2021年3月21日 (日)

ミクロの世界 梅の花粉

地元名産の青谷の梅の産地、青谷梅林の梅まつりがコロナ禍で出された緊急事態宣言で、期間の途中で中止になっていました。

そんなニュースを何気なく聞き流していたら、最近になってふと梅の花粉を撮っていないことに気が付き、慌てて梅の花探し。

幸いまだ咲いているところがあって、無事花粉を採取できましたが、すでに終盤とあって花粉を残している花はわずかでした。

Ume_210319

Umeb_x100_210319

Umea_x400_210319

上の画像を花粉という予断無しに見ると、琥珀のように見えませんか?

Ume_bira_x100_210319

2021年3月20日 (土)

今日の太陽 2021/3/20

210320b25

北半球の黒点群はさらに見えにくくなっています。

210320ls25a

プロミネンスも見るべきもの無し・・・と思っていたら、5時方向に薄いけれど何やら大きそうなものが。

例によって強調処理してみました。

210320ls25

撮影を終えた10時過ぎぐらいから雲が濃く多くなってきました。

夜には雨になるそうです・・・月齢観望会だったのにぃ・・・。

2021年3月19日 (金)

今日の太陽 2021/3/19

210319b36

北半球の黒点周囲の白斑が見えにくくなっています。

黒点も若干小さくなっている様子。

210319ls36

プロミネンスも大人しくなっていました。

5時~6時方向、8時~9時方向のものが目立つ程度。

2時方向にも小さいのが出てはいます。

2021年3月18日 (木)

今日の太陽 2021/3/18

210318b34

北半球の黒点は2つに分離した様子。

210318ls34

4時方向から11時方向まで様々な姿のプロミネンスが見て取れます。

2021年3月17日 (水)

今日の太陽 2021/3/17

昨日の予報外れの今日快晴・・・ではなく、私の勘違いでした(苦笑)。

210317b25

10時方向にはっきりわかる黒点あり。

改めて昨日の画像を確かめると、東の縁に白斑らしいものはあるものの黒点は確認できず。

昨日の撮影後に現れた黒点のようです。

210317ls34

10時から11時方向にかけて、昨日より発達した大きなプロミネンスが見えます。

久しぶりに地球との比較画像にしてみましたが、こうして比べるとこのプロミネンスがいかに大きいか分かりますね。

210317ls34_2

2021年3月16日 (火)

今日の太陽 2021/3/16

透明度の悪い空に薄雲が広がるなかでの撮影につき期待できず、シャッターを1段遅くしてみました。

210316ls25

11時方向に目立つプロミネンス。

南半球西側にプラージュと小さなダークフィラメントは並んで見えます。

同じくらいのダークフィラメントが南半球から6時方向にパラパラと見えます。

目ぼしい収穫はこれぐらいかな。

黒点は確認できず白色光画像は省略します。

星座を作る星144回(最終回) うみへび座ガンマ

星座を作る星最終回は、うみへび座γ星

フラムスティード番号46

距離約132光年

眼視等級3

絶対等級-0.1

スペクトル型G 黄

Umihebi_210310

Umihebi__n_210310

うみへび座γ星はG型巨星です。

・・・とまあ、Wikipediaで調べてもデータも少ないし解説もそっけない。

ほかのサイトをあたってみてもWikiを参照して書かれているものばかりで、見るべきもの無し。

目立たない3等星ともなると、こんな扱いになるのですね。

Umihebi_

さて、

裏庭から見える(撮影できる)星座のα、β星と2等星を対象に始め、次いで3.0等星まで範囲を広げたこのシリーズも、今回で最終回になりました。

南側に視界の広がる場所でならもう少し対象があるのですが、撮影に使う主要機材(CAPRI80ED鏡筒とSX2赤道儀)を、そんな場所まで持ち出す手段を持ち合わせていないため、多少心残りのある終了です。

今後、可搬性のある機材(例えば望遠レンズとポタ赤)をバイクに積んで、そういう場所に出かける機会があれば、番外編として撮るかもしれないけれど、飽きっぽくて面倒くさがり屋にそんな機会が訪れるかどうか・・・。

2021年3月15日 (月)

今日の太陽 2021/3/15

210315b25

黒点は北半球にもひとつあるようですが、南半球の2つも含めミニボーグの目視では全く分からず。

画像処理で強調して見て、やっと南の2つだけは特定できました。

210315ls25

プロミネンスは5時方向のものが淡いけど規模が大きいですね。

9時方向のは明るいけどちびっこ揃い。

小惑星ベスタを初撮り

テナーさんのブログに刺激されて、しし座を移動中の小惑星ベスタを初めて撮りました。

Besta

Vesta_2107_2

隣家の屋根から姿を現したころを狙って30秒露光で撮影。

Vesta_2219_3

その後1時間ほど別の天体を撮影して時間をつぶし、再度ベスタに筒先を向けて30秒露光。

2つの画像を比較明合成。

Vesta_210314

約1時間でこの移動量でした。

この時の光度は6.3等で、すぐ近くの恒星HIP54470の6.8等と並んで2重星のよう。

Vesta_210314b

星座を作る星143 おとめ座イプシロン

星座を作る星143回目は、おとめ座ε星ビンデミアトリクス

フラムスティード番号47

距離約102光年

眼視等級2.9

絶対等級0.2

スペクトル型G 黄

半径11.4M

質量2.6

光度83L

表面温度約5,080k

Otome__x20_210214

おとめ座ε星はG型巨星で、中心部では水素核融合を終えヘリウム核融合が始まっていると考えられています。

εはギリシャ文字では5番目になりますが、おとめ座ではαスピカ、γポリマに次いで3番目に明るい星です。

Otome__20210315111401

2021年3月14日 (日)

星座を作る星142 おとめ座ガンマ

星座を作る星142回目は、おとめ座γ星ポリマ

フラムスティード番号29

距離約39光年

眼視等級2.7

絶対等級2.4

スペクトル型F 薄黄

質量1.6M

表面温度6,800k

Otome__x20_n_210214

おとめ座γ星はF型主系列星同士からなる連星です。

主星3.4、伴星3.5ともほぼ同じ等級で、伴星は約169年で主星の周りを公転しているのですが、分離には大型望遠鏡が必要との事です。

おとめ座の中でも銀河が多くみられる位置にあるので、30秒露光でも3つの銀河が写りこんでいました。

Otome_

残りあと2つ。

今日の太陽 2021/3/14

210314b25

小さく淡い黒点がひとつと寂しくなっています。

210314ls25a

9時方向にいくつかの小さなプロミネンスが立ち上って見えます。

よく見ると5時、11時方向にも淡いものが見えるので強調処理をしてみると、

210314ls25

3時方向にもループが現れ賑やかになってきました。

2021年3月13日 (土)

星座を作る星141 しし座イプシロン

星座を作る星141回目は、しし座ε星です。

フラムスティード番号17

距離約250光年

眼視等級3

絶対等級-1.4

スペクトル型G 黄色

半径23R

質量4M

光度360L

表面温度約5,380k

Sisi__x18_210120

しし座ε星はG型の巨星ですが、巨星にしては明るく輝いているので輝巨星に分類されます。

輝巨星の有名どころでは、りゅうこつ座αカノープス(A型輝巨星)や、うみへび座αアルファルド(K型輝巨星)などが挙げられています。

しし座ε星は主系列星だったころはB型の恒星だったとみられています。

Sisi__20210313093701

2021年3月12日 (金)

星座を作る星140 しし座デルタ

久々の星座を作る星シリーズです。

今回ようやく裏庭から撮れる星を撮り尽くしたので、最終回に向けて一気のラストスパートをかけます(笑)。

星座を作る星140回目は、しし座δ星ゾズマ

フラムスティード番号68

距離約58光年

眼視等級2.6

絶対等級1.3

スペクトル型A 白

質量2M

半径2.2R

光度23L

表面温度約8350k

Sisi_x21_210213

しし座δ星は太陽より重く高温な白色の恒星で、いずれ橙色の巨星か赤色巨星となり、最終的には白色矮星になると予測されています。

Sisi_

2021年3月11日 (木)

今日の太陽 2021/3/11

210311b31

10時方向の黒点は健在です。

その下(南)にもごく小のものが見えます。

実はこの微小黒点は昨日にも見えていたのですが、小さく薄くて確信が持てずスルーしていました。

今日の画像で少し移動したところに同じように見えていたので黒点だと判断。

210311ls31

プロミネンスは6時方向に出ています。

対極の12時方向のものはとても薄くて眼視では見えず、強調処理で炙り出しています。

2021年3月10日 (水)

今日の太陽 2021/3/10

210310b25

10時方向の白斑に黒点が出ています。

210310ls25

6時方向にプロミネンスが出ています。

より小規模なものは3時、9時、12時方向にも見えます。

2021年3月 8日 (月)

今日の太陽 2021/3/8

210308b25

黒点群の一方が西端の5時方向近くに見えています。

若干はっきりしてきたようです。

もう一方の黒点は今日は見えません。

北半球11時方向の白斑にもまだ黒点が出た様子はありません。

210308ls25

目立つプロミネンスは9時方向と、その対極にある3時方向に出ています。

2021年3月 7日 (日)

今日の太陽 2021/3/7

210307b25

下り坂の天気予報を織り込んで早めの撮影です。

南半球の黒点群が復活している様子。

11時方向に現れた白斑に今後黒点が出るか、ちょっぴり期待したいところ。

210307ls25

6時方向のプロミネンスは衰えてしまいましたが、9時方向のものは今日も元気でした。

下側の黒点群のところにはプラージュが見えます。

かなり明るそうなので、ひょっとしてフレアの名残り?

2021年3月 6日 (土)

今日の太陽 2021/3/6

昼前後のほんのひと時の晴れ間、風は強く吹いていましたが撮影が叶いましたないました。

210306b25

黒点は見えません。

210306ls25

6時、9時方向のプロミネンスが目立ちます。

プラージュは見えますがそこに黒点は見当たりません。

2021年3月 4日 (木)

今日の太陽 2021/3/4 可も無し不可もなし

210304b25

2つの黒点群はどちらも黒点間の距離が広がり薄くなっているように見えます。

210304ls25

プラージュは薄くなっています。

プロミネンスは9時方向に目立つものがありますが、小さなものは各所に見られます。

2021年3月 3日 (水)

今日の太陽 2021/3/3

上空の雲の流れが速くシーイングが悪い状態です。

210303b25

こういう時はピントも甘くなりがちです。

黒点群は一昨日出現のものに加えもう1群、東側に出ています。

210303ls25

黒点群の場所にはプラージュも見えます。

活発なのでしょうが活動領域としては大きくなさそう。

プロミネンスは各所にありますが規模は小さく、比較的大きなものは、3時、5時、10時方向か。

2021年3月 1日 (月)

今日の太陽 2021/3/1

2月も早や逃げ、3月になってしまいました。

3月の幕開けの空は薄雲の広がる晴れ。

210301b25

新たな黒点が南半球に出ていました。

210301ls25

プロミネンスも小さいのがあちこちに出ていますが、どれもちょっと薄め。

なので強調処理をしていたら、11時方向にとんでもなく薄いけど、ビッグサイズが見つかりました。

« 2021年2月 | トップページ | 2021年4月 »