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2020年10月 3日 (土)

連夜の火星

曇り。
一昨日、昨日と2夜連続で火星撮り。
一昨日、今まで通りMAK127SPに天頂プリズムを付け、そこに2倍バロー装着のPCカメラを挿入しての撮影。
気流は比較的穏やかで像の乱れもまずまず。
Kasei_201001_2207

画像処理をするとやはり左側に偽模様がくっきり。

おかげで火星の模様をこれ以上シャープにすることをためらってしまいます。

昨日は裏庭から火星が撮れるころになって雲が出てしまい、一時はあきらめムードも。

それでも1時間ほど待って、ようやく雲の切れたわずかな隙間を狙いました。

今度は天頂プリズム無しの鏡筒直付けで撮影。

Kasei201002__2252_9990x70

火星像が心もち小さくなってしまいますが、処理するとやはり同じところに同じ偽模様が。

天頂プリズムを挟むことで鏡筒とPCカメラの光軸にたわみが生じるためではないか、という疑いはこれで解消。

他の原因があるのでしょうが解消の方法が分かりません。

どうせ偽模様が目立ってしまうなら、いっそ今度は火星の模様を強く出すよう処理してみました。

ところで、極冠の氷が1か月前に比べ、だいぶ小さくなっています。

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コメント

悠々遊さん、こんにちは。

二日にわたっての火星撮影、お疲れ様でした。
私もやっとスタックが終わったのですが、同じように「偽模様」が出ました。
原因が分からず3度もスタック仕直しして参りました…。
私は天頂プリズム無しでMAKにバローとカメラでの撮影でした。
他の方の画像でも、左側の偽模様が出ている方もいらっしゃいますね。
なんでしょうね?
摩訶不思議な火星ちゃんですね。

layout3さん、こんにちは~
昨日の火星は撮れないかもしれないと諦めかけていました。
それにしてもこの偽模様・・・原因はいろいろあるようですが、私にとっての最大の疑惑は晴れました。
が、解決はできません・・・困ったものです。
たぶん木星や土星でも起きているんでしょうが、ここまで目立つことは無いので、火星人の妨害のせい?(笑)。

こんにちは
連夜の火星撮影お疲れ様です。
偽模様には手を焼いているようですね。
私、惑星は門外漢なのでわかりませんが多くの火星画像に二重リムは見られますね。


テナーさん、こんばんは~
最初はスリーブ固定時や天頂プリズムでのたわみが原因かと考えたのですが、どうもそうではなかったようです。
原因はいろいろ考えられるようですが、これといった解決策が無いのであきらめ気味です(苦笑)。
ま、火星の模様が撮れたので良しと自分を納得させて・・・。

よく撮れていると思います。オリンポス山や太陽湖がよく分かりますね。

コントラストが弱い(またはシーイング振れの大きい)画像の処理工程にウェーブレットやデコンボリューション(画像復元)、アンシャープマスクなどの強い処理が入る限り、多かれ少なかれリンギングは発生してしまいますね。発生部分は目をつぶって模様強調するか、強調を控えめにしてリンギングを抑えるか、二つに一つです…。

連投でごめんなさい。
元画像と大きく輝度が変わらなければ、元画像のリンギング内を暗くしてから比較明をとることで偽模様は多少軽減できます。(リムのシャープさは犠牲になります。)下にサンプル置いておきますね。いささか技巧的な方法なので、好みがあるかとは思いますが…。

http://kuusou.asablo.jp/blog/img/2020/10/04/5ba160.jpg

みゃおさん、こんばんは~
いつもコメントをありがとうございます。
お褒めいただきありがとうございます(笑)。
教えて頂いた手法早速試してみましたが、今回の私の画像ではいまひとつはっきりした効果は・・・。
偽模様、気にはなりますが、あえて気にしないようにします(苦笑)。

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