星座を作る星128 ペガスス座イータ
曇り。
星座を作る星128回目は、ペガスス座イータ星マタル。
フラムスティード番号44
距離約215光年
眼視等級2.9
絶対等級-1.1
スペクトル型G 黄
ペガスス座ηはG型巨星とF型主列系星からなる連星で、3auの距離を置いて2.24年周期で回っています・・・とWikipediaでは解説していますが、ηAが巨星である根拠となるデータや伴星ηBのデータなどが何も示されていません。
距離や等級、スペクトル型からおおよその推測はできるとしても、上記のイメージが描けるデータがあるはずで、それを示してほしいですね。
2等星以上や特別有名な星以外は、Wikipediaのデータがおざなりになるようで残念です。
ペガスス座ηは秋の四辺形のひとつβ星から伸びる北側の前足にあります。
ところで固有名のマタルはアラビア語で「幸運の雨(の星)」という意味が由来だそうです。
幸運の雨? アラビアの乾燥地帯では雨は恵みの雨、確かに幸運なのかもしれません。
しかし、日本の四季では秋の長雨の頃・・・少なくとも星屋さんにとっては、雨は幸運ではなさそうですね(苦笑)。
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悠々遊さん、こんにちは。
コチラは「不運の雨」が降り続けています…。
「台風一過の晴天」も無いまま、ズッと曇りと雨で洗濯物が溜まってます…。
3auも離れているのに連星なんですね。
スーパービックスケールな宇宙の話ですね。
投稿: layout3 | 2020年9月26日 (土) 13時00分
layout3さん、こんばんは~
こちらも相変わらずの天気です。
先々週から3週連続で土曜日に観望会を入れていたんですが、全部曇り・・・ひどすぎる! 1000倍返しだ!!(笑)。
連星の世界では3auの距離なんてすぐご近所さんですよね。
私たちの日常の数字とは桁が違いすぎて、イメージするのも大変です。
投稿: 悠々遊 | 2020年9月26日 (土) 21時19分