今日の太陽2020/8/31 連続撮影23日目
ほぼ快晴。
猛暑の続いた8月も今日が最終日。
見ごろのプロミネンスがあちこちに出ています。
なかでも3時方向が最も明るく目立ちます。
7時方向は淡いながら大きく、9時方向にも淡いものが分かります。
黒点は今日も見えませんので、画像は省略しています。
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ほぼ快晴。
猛暑の続いた8月も今日が最終日。
見ごろのプロミネンスがあちこちに出ています。
なかでも3時方向が最も明るく目立ちます。
7時方向は淡いながら大きく、9時方向にも淡いものが分かります。
黒点は今日も見えませんので、画像は省略しています。
晴れ。
今日も黒点無しにつき、画像省略します。
小さなプロミネンスは有りますが、いずれも淡いです。
東の縁近くにはダークフィラメントも見えます。
連続記録は伸びても大人しく目立たないお天道様で、張り合いがありません。
歳の成果、このところキーボードの入力ミスが目立ってきました。
それに輪をかけて,IMEの誤変換が相変わらずなので、2度も3度も読み返さないと安心でき間s年。
それでも見落としで誤字誤変換が残ります。
困ったものです。
興が乗ってきたり、気持ちが先走って入力していると、ミスはこんなマンでは収まりません。
ちなみにこの文章、当てて修正せず入力→一発変換のママでアップしています。
1行目の「都市の成果」はご愛嬌としても、我ながら情けない。
前後の文脈から内容をご推察ください。
・・・それにしても1回目で「歳の成果」と変化視しておきながら2度目でが「都市の成果」と変換するんだろ?
IME相当のバカ。
晴れ。
昨日の雨で大気中の埃が落ちたため、空の青がくっきり。
でも雲が多い・・・。
プロミネンスはまたショボくなっています。
9時方向にはダークフィラメントがくっきり出ました。
黒点は見えないので画像は省略します。
昼から晴れてきました。
時すでに遅く玄関側の蜘蛛の巣電線を避けようがありません。
しかし連続撮影20日目の記録がかかっています。
妥協して撮影決行。
4時、7時、10時方向に目につくプロミネンスが出ています。
黒点は有りませんので、画像省略。
雨。
星座を作る星115回目は、りゅう座イータ星。
フラムスティード番号14
距離約88光年
眼視等級2.7
絶対等級0.5
スペクトル型G 黄色
G型スペクトルの巨星である主星ηAとK型主系列星の伴星ηBからなる連星系です。
ηBは、ηAから少なくとも140auは離れた軌道を1万年以上掛けて回っているとされます。
太陽系に置き換えると、長楕円軌道の最遠が約100auとされる準惑星エリスの、さらに1.5倍ほど遠方にある伴星という事になります。
116回目は、うしかい座エータ星ムフリッド。
フラムスティード番号8
距離約37光年
眼視等級2.7
絶対等級2.4
スペクトル型G 黄色
半径2.7R
質量1.5M
光度9L
表面温度約6,100k
うしかい座ηはG型の準巨星で赤色巨星段階に入ったところとみられています。
分光連星でもあり、白色矮星とみられる天体が約1.35年で周回しているようです。
太陽系から比較的近くにある、見かけの等級のほぼ同じふたつのG型巨星を並べてみましたが、どちらも連星系ながらずいぶん様子が違うようです。
宇宙は桁が違いますね。
雲の多い、とりあえずの晴れ。
雲が切れたとみて機材を出したら電話。
要件を終わって外を見ると、太陽は雲の中。
しばらく待って薄雲の動く中で白色光を強行撮影。
黒点無し。
画像省略。
次の大きな塊が来たので機材を放置したままでランチタイム。
日差しに明るさが戻ってきたのでHa望遠鏡で撮影。
プロミネンスは東側に出ています。
連続撮影19日目達成。
青い空に浮かぶ白い雲・・・晴れです。
暑いです。
連続撮影18日目。
黒点は今日も見当たりません。
が、
待ちかねていたサイズのプロミネンスが出ていました。
これなら炎天下での撮影も報われるというもの。
猛暑もしばし忘れました・・・そんなわけないけど(笑)。
星座を作る星114回目は、こぐま座γ星フェルカド
フラムスティード番号13
距離約480光年
眼視等級3
絶対等級-2.8
スペクトル型A 白
半径15R
質量4.8M
光度1,080L
表面温度約8,280k
こぐま座γ星の固有名フェルカドはアラビア語の意味合い「二匹の幼獣」「二頭の子牛」などから、近くのこぐま座β星とともに北極星を回る様子に由来するもの。
星座を作る星113回目は、ヘルクレス座ゼータ。
フラムスティード番号40
距離約35光年
眼視等級2.8
絶対等級2.7
スペクトル型F 薄黄
ヘルクレス座ζ星はヘルクレス座の腰に当たる連星です。
伴星ζ星Bは主星と近点で8天文単位、遠点で21天文単位離れていて、楕円軌道を約34.5年かけて公転しているそうです。
晴れ。
雲を避けつつ撮影のはずが、途中薄雲に通過される・・・。
太陽のすぐそばで湧いているらしい。
連続撮影17日目。
黒点は見えません、したがって画像は省略。
3時、9時、10時方向に小ぶりのプロミネンスが見えます。
活動復活か・・・。
期待しないでおきましょう。
白っぽい青空に多数の雲塊あり。
その分太陽の下でもいくぶん暑さはしのぎやすいか・・・。
連続撮影16日目。
黒点は出ていませんので画像は省略します。
9時方向に極小のプロミネンスが見えるくらいで、こちらも静かちゃん。
観望会用の小物、今回は日食メガネを真似てメガネタイプを作ってみました。
型紙はこちら。
これを印刷して、厚紙に糊付けして切り出し、メガネ部分と耳掛け部分を接着。
メガネ部分は黒の厚紙に貼り付け、今回は片目だけ切り取りました。
上手く片目がつぶれない子供には、片目タイプの方が使いやすいとも聞きますので。
常から眼鏡をかけている自分には、眼鏡+メガネで却って使いにくいのですが、眼鏡無しの人にはいいのかも。
次はバーティノフマスク。
これまで厚紙タイプのものを自作していましたが、素材が紙なので耐久性に難あり。
最近、透明タイプのものが市販されていると知り、調べてみると透明樹脂製のものがありました。
素材が透明だと従来の不透明のものより光量があり、ピントの光状がはっきり見やすいらしい。
ただしサイズにより5,500~10,000円以上と従来品に比べ高額。
ならば100均の透明タイプのファイルホルダーが手元にあるのでそれで自作しよう。
100均のコンパスカッターが最近大活躍です(笑)。
望遠鏡に被せる筒台座は、紙媒体で作っているものをそのまま流用します。
こんな具合。
紙媒体よりも耐久性はあると思いますが、果たしてこんなものでも役に立つのか?
実際にはカメラの望遠レンズに付ける、一回り小さなものも作って、そちらを使ってみました。
薄明の残る19時ごろ、300mmでベガを視野に入れて撮ったもの。
十分実用です。
10,000円節約やー!
晴れ。
黒点は見えません。
1時、3時方向に小さなプロミネンスが見られます。
残暑が厳しいです。
この暑さに耐えて毎日撮ってるんだから、もうちょっと期待に応えてよー(笑)。
晴れ。
白っぽい青空ですが、昨日ほど透明度が悪い印象はありません。
黒点は見えません。
いくつかの小さなプロミネンス、南北にいくつかのい小さなダークフィラメント、それとわかる活動領域はありますが、全体としては静かなる太陽。
指折り数えてみると、今日でちょうど14日連続撮影になります。
白色光、Ha光ともに連続して撮影できたのは、おそらく初めて(ブロブでは省略していますが、黒点の有無にかかわらず白色光も撮っています)。
最長記録です。
ばんざ~い。
晴れ。
薄雲は無いように見えましたが空全体が白っぽい印象でした。
写真に撮ってみるとやはり光量が落ちています。
黒点は強めの処理をしても見えてきません。
プロミネンスも一気に大人しくなってしまいました。
画像をアップする気にならないんですが、撮ったという証拠写真として・・・。
波平さんの頭髪のようなものが9時方向に。
快晴。
黒点が小さくなり数も減らしているようです。
端まで持つかな。
プロミネンスは10時方向が目立つ程度ですが、2時方向にループ状のものがあり、よく見るとあちこちに小さなものは出ています。
黒点のある付近にはプラージュも見えます。
18日の海王星-トリトンの撮影の後、アンドロメダ座の惑星状星雲を撮っていました。
NGC7662 青い雪だるま星雲(青い雪玉星雲)と呼ばれるもので、こと座のM57リング星雲と同じ9等級、見かけの大きさはM57(2.5’)に比べNGC7662(2.2')が、やや小さい。
しかし写真に撮った印象ではM57よりかなり小ぶりに見えます。
このままではただの光点なので中央をトリミングしました。
口径8cmのCAPRI80EDでは中心の星までは分離できませんでしたが、特徴は捉えられたのではないかと。
快晴。
期待しなかったら黒点が増えてました(笑)。
プロミネンスも少し盛り返した感が。
昨夜は久々に裏庭夜遊び。
あれこれ撮りながら火星を待つつもりでしたが、根性なくダウン。
その代わりと言っては何ですが、海王星を撮りました。
中心部を切り取りネガ反転・拡大の画像には、海王星の左上に衛星トリトンが写っています。
これまで海王星は何度かトライしていますが、トリトンが撮れたのは初めてかも。
晴れ。
朝のうちに、かひちやうさんから「出てるよ」のメールをいただきました。
雲の邪魔が多そうなのでじっと我慢で、昼に玄関側で観望と撮影。
念のため昨日の薄雲越しの画像も確かめましたが、強調処理しても出てきません。
雲に負けて雲隠れしていたのかもしれませんね(笑)。
1時、3時、7時方向にプロミネンスが見えます。
ひと頃の派手さはありませんが、それなりに楽しめるサイズです。
晴れ。
午前中のまだ薄雲の多いときに撮りました。
午後になって青空が増えてきましたが、暑い中に再度出る気になれず・・・。
黒点は有りません。
1時方向のプロミネンスは小さくなりました。
3時方向にも小さく出ています。
体調不良でお休みしてはった、かひちやうさん、今日から撮影復帰。
空の状態はもうひとつやったけど、まずは復帰おめでとうさんでございます。
好きな歌のひとつに「惜別の歌」があります。
はじめて聴いたのは小林旭のレコードからでした。
その後、多くの歌手がカバーしていますが、中央大学の学生歌でもあると最近知りました。
大学(または旧制高等学校)の寮歌が、そのまま流行歌になり広まった例はいくつもあり、この歌もそのひとつかなと思っていました。
興味が湧いて調べてみると、元詞は島崎藤村の「高楼」という詩で、妹が嫁ぐ姉との別れを惜しむ会話という形になっています。
なので1番の歌詞中、本来なら”悲しむなかれ わが姉よ”となるところ、「惜別の歌」では”悲しむなかれ わが友よ”となっているのにまず違和感があります。
また、作曲者が、明治生まれの島崎藤村よりもずっとのちの昭和生まれの藤江英輔という事も知りました。
島崎藤村の詩に曲を付けた段階で、何かの理由があって別れの対象が姉から友に意図的に改変された、と考えるのが妥当でしょう。
もう少し調べを進めてみると、作曲者藤江英輔氏の作曲にまつわる手記と呼ぶべきものが、あるサイトに載っていました。
http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/04/post_4858.html
読み進むうちに胸の詰まる思いがしてきました。
昨日は太平洋戦争の敗戦記念日。
式典でこの国の首相は空疎な平和実現の式辞を読み上げたそうです。
彼を支持する声の大きな人たちは、先の戦争は欧米に搾取され続けるアジア同胞を解放するための正義であり、国体護持と国民を守るための止む終えない戦争だったと考えているようです。
だから侵略戦争ではないし、アジア同胞に非道もしていないと。
しかし、職業軍人や徴兵された兵隊の少なからずが、「敵」に殺されたのではなく、武器も食料も乏しい過酷な環境の中で、降伏することを許されず自決したり、病気や餓死で命を奪われていった事実に、目をつぶり口をつぐんでいることに恥ずかしさを感じないのだろうか。
「特攻」の勇敢な美名のもと、若者の将来を奪い使い捨てしてきたこの国が、アジア同胞には非道を働いていないと、どうしたらそんな思考回路が出来上がるのか。
この国が、権力者が、まず国民を殺していたのですよ、そんな国を復活させたいのですか。
単なる別れを惜しむ歌として「惜別の歌」を聴くことはもうできません。
晴れ。
黒点は見当たりません。
画像は省略します。
1時、9時方向ともプロミネンスは見えますが、規模は小さくなってしまいました。
3時方向にも小さなものは見えます。
今日も真夏日。
晴れ。
黒点は見当たりません。
なので画像は省略。
1時方向のプロミネンスは衰えています。
9時方向に新たに出てきました。
昨夜は無風快晴。
事前に調べると22時過ぎに木星本体にエウロパの影が見えてきます。
30分ほど前に、いつものガレージに無断侵入(笑)。
先に土星を撮って時間を潰しました。
ガレージのすぐ近くに大人子ども合わせて10人ほどが集まっていたので、見ませんかと声をかけて撮影方々パソコンモニターで土星観望。
はじめて土星を見た子供からは歓声が。
即席の観望会で夏休みの思い出になったかな。
そろそろエウロパの影が現れる頃。
左の縁に見えています。
あと少し粘って撮影。
動画を撮りながらモニターでもしっかり確認して撮影無事終了でした。
・・・終わってみれば汗べったり・・・。
朝の撮影時は相変わらず雲の多い晴れでしたが、午後も遅くなってようやく快晴。
観望では分からず、処理してようやく黒点を確認。
昨日より小さくなっているように見えます。
明日は無黒点か。
1時方向のプロミネンス以外、急速に衰えてしまっています。
薄雲の通り過ぎる中での撮影で困るのが、コンポジットで画像がうまく重ならないこと。
薄雲を表面の模様と間違えてコンポジットしようとしてしまうのでしょう。
そんな時はアプリお任せの自動ポイントではなく、手動で円周の6、7点をスタックポイントとして指定しています。
話変わって最近ブログアップした画像を、使いまわしですがInstagramへも投稿始めました。
スマホを使っていないのでPCから投稿しています。
悠々遊かattaka1239で検索してもらえれば見つかります。
本日も雲の多い晴れ。
毎度毎度、まとまった晴れ間を待っての撮影はストレスが溜まる~!
みゃおさんの予告通り黒点が現れました。
ここ以外に白斑が3か所あり、2番はこれまで黒点のあったところ。
3番はこれから出現が期待できるところかな。
プロミネンスの方はますます派手になってきました。
これまで黒点のあったところと、今回黒点が見えたところは、いずれも活動が活発です。
こういう姿が見られると嬉しいですねえ(笑)。
星座を作る星112回目は、へびつかい座ζ星
フラムスティード番号13
距離約458光年
眼視等級2.5
絶対等級-2.7
スペクトル型O 青
半径8R
質量20M
光度68,000L
表面温度約33,500k
へびつかい座ζ星は将棋の駒のような形の五角形の底辺の真ん中にある星です。
このζ星は大変損をしている星のひとつといえるかも知れません。
質量が太陽の20倍もある明るい青色巨星なのに、へびつかい座の主な恒星の中で最も遠くにあり、星間塵に邪魔されて赤みがかって暗く見えるためか、固有名さえ持たない平凡な星として扱われています。
もし星間塵の邪魔が無ければ、夜空で最も明るい星のひとつに数えられているはずとの事。
星の世界にも運不運はあるようですね。
数百万年後には超巨星になり超新星爆発を起こすと考えられています。
雲の多い晴れ。
雲を避けたつもりでも、撮影後の画像を見ると影響を受けています。
黒点はすっかり衰えています。
画像処理では分かりますが、眼視では見つけられませんでした。
プロミネンスの方は活発。
7時、10時方向が目立つほか、1時、4時方向にも見えています。
黒点が有る周囲が活発なことは分かります。
午前中は雲が多く、昼頃になってようやく安定して晴れてきました。
黒点はかなり厳しくなってきています。
1時、10時方向に目立つプロミネンスがあり、それ以外にも小さなものが散見されます。
星座を作る星111回目は、へびつかい座ηサビクです。
フラムスティード番号35
距離約84光年
眼視等級2.4
絶対等級0.3
スペクトル型A 白色
半径2.5R
質量2.3M
光度35L
表面温度約8,900k
共にA型の主系列星の主星a3.05等と伴星b3.27等からなる実視連星で、太陽と天王星ほどの距離を隔て約88年周期で共通重心の周りを長円軌道で公転しているようです。
実視連星とはいっても、角距離が1秒を切るため、アマチュアの小型望遠鏡では分離が非常に難しいとか。
試行錯誤を重ね、アドバイスをいただきながら一応の完成を見た、星空観望会での新型ウイルス対策用小物。
観望会をしておられる方の参考になればと、まとめとして整理してみました。
*****
観望会でのコロナウイルス対策用小物を作ってみました。
新型コロナウイルスが広がる日常では、星空観望会も今までのようなスタイルでは行えなくなってしまいました。3密を避けるために参加者の定員を減らしたりと・・・。
観望会をやった経験者なら、使った後のアイピースのレンズが皮脂油で汚れているのを、クリーニングした経験がおありでしょう。顔の脂分がまつ毛によってレンズにこすり付いた結果です。この皮脂汚れが新型コロナウイルスを含んでいたら・・・まつ毛とアイピースを媒介に眼から感染し、観望会がクラスターの発生源にでもなったら笑い事ではなくなります。全くあり得ないと笑い飛ばせない怖さが、未知のウイルスの特性です。
アイピースを覗かない一番の方法は、電視観望でしょうか。カメラに望遠鏡を覗かせ、それをモニターで見る・・・望遠鏡に近づかない、一度に複数人で観望できる、モニターに写る天体を指しながら解説できるなどメリットがありますが、反面、ビデオを見ているようで臨場感が無い、という声もありそうです。
そこで。アイピースを安全に覗く観望が出来ないかと考えてみました。結論から言えば眼やまつ毛がアイピースレンズに触れなければいいという事。
出来るだけ安価で、しかも簡単に工作できるアイガードを考えてみました。
工具は100均で手に入るカッターナイフ、円切りカッター、定規。
材料は100均で手に入る2mm厚ぐらいのウレタンシートと硬質カードケース、クリップ、あとはプリンター用紙に入っているような厚紙ボール紙、トイレットペーパーの芯。接着剤として両面テープ、ボンドも100均のもので十分でしょう。
1)トイレットペーパの芯は縦に切り離し、円周に沿って20mm幅にカットしたものを複数作っておきます(仮称Aテープ)。
2)ウレタンシートも20mm幅にカットし長さはアイピースの円周分とします(仮称Bテープ)。
3)Aテープ1枚とBテープを両面テープで20mmぐらい重ねて繋ぎます。
4)これをアイピースに緩めに巻き付け、接着剤か両面テープで繋ぎながら、残りのAテープで補強していきます。少し厚みのある筒が完成。
5)厚紙を前方後円状にカットします。円の直径は4)で作った筒と同じか5mmほど大きく、四角い部分は円の端から10mmほど長く取ります(台座A)。
6)台座の円の中央に直径20~30mmほどの穴をあけます。
7)同じものを硬質カードケースでも作り(台座B)、台座Aと貼り合わせます。台座完成。
8)先ほどの筒と台座を接着します。筒の中心と台座の円の中心が一致するように接着するのが肝です。筒台座の完成。
9)台座と同じ寸法のものを作りますが、円の中心の穴は10mm未満で、その周囲を黒く塗っておきます。これをアイガードまたはアイカードと呼びます。材質は使い捨てなら厚紙で、繰り返し使うならカードケースから切り出します。工作はここまで。
アイピースに筒台座を被せ、台座の上にアイガードを重ねてクリップで固定すれば完成。
アイカードの覗き穴は観望時のひとみ径に近く小さくしてあるので、眼を近づけてもまつ毛がレンズに触れるのを防ぐ効果を期待し、大きなレンズ径のアイピースで起こりがちな、斜め視線によるブラックアウトを防ぐ意味もあります。
アイカードからレンズまでの距離が短いと感じるなら、筒の内側奥に細い幅のテープを1周巻いておくだけで、ストッパーの役割でその分の距離が稼げます。
観望者がアイピースを覗き込んでも、眼や顔が触れるのはアイガードだけなので、アイガードは観望者個人専用にそれぞれ1枚渡しておきます。
使い捨てなら観望会終了後に廃棄、繰り返し使うなら主催者が回収し、ぬるま湯に洗剤を溶かし入れて漬け置きしたうえで洗浄、乾燥しておけば次回の観望会でも利用できます。
自作した物の写真を掲載しておきますのでご参考までに。
写真下左から、筒側から見た状態、台座側から見た状態、アイガード。中段はストッパー役のウレタン製巻き帯。
アイピースの接眼レンズとアイガードが近い時は、このウレタン製巻き帯を筒の内側に仕込みます。
筒台座はアイピースに被せて置き、観望者がアイガードを被せてクリップで固定して使用。
今回作った台座、アイガード共通の寸法表。
台座とアイガードの寸法は自作した時のものですが、アメリカンサイズであればアイピースの太さが違っても筒だけそれぞれに合わせて作れば、台座とアイガードは共通で使えるはずです。
くっきり青空にはなったものの雲の多い晴れ。
雲の邪魔を避けつつ撮っているものの、端っこの薄雲が掛かってしまうようです。
黒点は健在ですが少し小さくなっているようにも見えます。
4時方向のプロミネンスが目立ちますが、他にもあちこちに小さなものがあります。
北半球には小さなダークフィラメントも。
報告が遅れましたが、シャッターリモコンでの撮影が復活しています。
カメラ側の故障ではなく、純正リモコンの断線だったようです。
ひょっとして、との思いがあったので、カメラを修理に出す前に、安価な互換リモコンを手配。
届いた互換リモコンを繋ぐと、思った通りちゃんとシャッターが切れました。
念のため純正の方のリモコンケースを開けて確認するも断線は見つからず。
おそらくコードの被膜の中で断線しているのでしょうね。
ともかく1000円弱の出費で済んで、やれやれ。
空全体に薄雲が掛かるなか、ゆっくりと厚い雲が流れていきます。
黒点は2つ、それを取り囲むように半暗部があります。
2時方向に白斑が見えています。
4時方向のプロミネンスをピント合わせに使いました。
10時方向のものは画像処理で浮かび上がったものです。
今日は長崎原爆記念の日。黙祷。
天体観望会における新型コロナウイルス対策を考えて、天体小物を作ってきました。
作るたびに一時的な自己満足と、新たに浮かぶ課題の克服(そんなたいそうなもんやあらしませんけど)。
そしてついに一応の完成を見ました(たんに、そろそろ飽きてきたというのが本音かも(苦笑))。
それがこれ。
左端のものは試作4号で、真中と右のが完成形で、手前のものがアイカードです。
眼鏡を外してアイピースを覗いた時、鼻がぶつかるため四角い台紙の角を落とし、ついでにアイカードの抜き差しをしやすく改良したのが試作3号でした。
それならいっそアイピースに被せる筒に合わせて丸い形にし、カードの抜き差しはストッパーを工夫することで、アイカードが小さく扱いにくくなるのを回避できると考えたのが試作4号で、子供の興味を引くよう、カードをロケットの形にして炎の部分をストッパーにしてみました。
しかしこれではまだ、みゃおさんから出された「スライド枠や台紙部にも顔が触れてしまう」との課題は克服できていません。
しかもこの4号機、考え事をしながら作業していて、台紙のスライド枠側を筒にくっつけてしまいました。
細い隙間にカードを差し込むのは、明るいときならともかく、暗い観望時に結構厄介、という事もすっぽり頭から抜け落ちていました。
良いアイデアだと思っていたけれど、スライド式カードは工作も手間がかかるし一旦白紙。
アイピースの上にペタンと置くだけで両手フリーで使えるアイカードが出来ないか?
安価で簡単な工作と、回収して繰り返し使えるアイカードという条件も外せない。
で、またまたひらめきました(笑)。
原点回帰、シンプル・イズ・ベストです。
アイピースに被せる筒に丸い台座をくっつけるところまでは同じですが、その台座の形を前方後円形にして、同じ形に作ったアイカードを載せて、クリップで留めればいいじゃん!
台座とアイカードの角ばったほうに印をつけておいて、そこを合わせてクリップで挟むだけ。
顔に触れるのはアイカードだけ。
台紙もアイカードも100均の硬質カードケースで作っているので、乱暴に扱わなければ折れたり変形することはありません。
PL32mm、PL25mm兼用と、ズームアイピース用の筒台座を作り、アイカードは兼用としたのが上の画像です。
めでたく完成。
手先の器用な人なら、筒と台座を一組作るのに10分もかからないでしょう。
カードは台座と同じものなので、慣れれば短時間に数をこなせるはず。
工具も材料も100均で手に入るものばかり、あとはトイレットペーパーの芯(笑)。
みゃおさんからのもう一つの宿題、「マスクをつけてアイピースを覗き込むとき、冬場だと眼鏡やアイピースが曇る」、これは私の手には負えません(苦笑)。
やっぱりこの課題への対策は、電視観望しか思い浮かびませんでした。
第2弾として作った対策小物ですが、実際に即して使って見ると、頭で考えていただけでは分からなかった「使い勝手の悪さ」を体験。
私は眼鏡派なので接眼部から少し離れた位置で覗くことになるので、今回眼鏡を外して覗こうとしたところ、台紙の端の方に鼻がぶつかってしまいました。
台紙もアイカード(形状からアイガードじゃなくアイカードと呼び変えます)も安全のために角を取るだけでなく、もっと大きくカットする必要がありました。
結果こういう形になりました。
アイカードの使い勝手が悪くならないなら、もう少し全体のサイズを小さくしてもいいのかも。
もう1点は、アイカードの抜き差しで、いったん差し込んだアイカードが抜きにくかったので、台紙の方に切り込みを入れてみました。
なお、右の透明の方は試作3号で、100均で買っておいた硬質カードケースから切り出したものです。
こちらは先に作ったものより太い径のセレロン・ズームアイピース用に筒を調整していますが、台紙・アイカードは同じ寸法なので、アイカードは共通で使えます。
以上、やってみないと分からない、使って見ないとわからない、を実践した結果報告でした。
引き続きスッキリしない晴れ。
北半球の黒点は今日も健在。
そのすぐ左↑にも小さな黒点が有りますが、分かるでしょうか?
Ha光では黒点付近の活発な領域と、南半球の細長いダークフィラメントが目立つくらい。
プロミネンスはごく小さなものが散見できるぐらいです。
これでは物足りないので、昨日に酷いコンディションの中で撮ったHa画像を出します。
本当は画像処理も止めるかお蔵入りを考えていたんですが、10時方向のプロミネンスだけは良い感じでした。
8月3日、隣で満月が雲に邪魔されているのをしり目に、土星、ついで木星を、いつものガレージに立ち入って撮りました。
土星を先に狙ったのは、あとの時間になるほど木星の大赤斑が中央に回ってくるから。
時折激しくゆらゆらと波立つように揺れて、少し光量が落ちる。
夜目に気が付かないほど薄い雲の通過があるらしい。
大赤斑がはっきりそれとわかるので、この辺で勘弁してやるか(笑)。
一昨日、天体観測会でのコロナ対策用に自作小物を紹介しました。
簡単安価に作れるという事で自己満足に浸っていたのですが、みゃおさんに痛いところを指摘されてしまいました(苦笑)。
自分でも作っていて気になっていたのが、この小物を使うとき片手が塞がってしまうのと、うまくアイピースに当てられるかという事。
もうひとつはプラ板を通して見ることで天体像の質の低下です。
プラ板は柔らかい素材なので傷が付くと尚更透明度が下がる。
みゃおさんからのアドバイスで、ふと思い出したことがありました。
そしてそこからひらめきが(笑)。
今回も紙工作ですが、前回よりは少し工程が増えます。
材料は厚紙、トイレットペーパーの芯、100均のウレタン?シートの残り、接着剤と両面テープも100均で買ったもの。
今回はPL32mmアイピースを使い作成します。
1)事前の部材切り出し
トイレットペーパーの芯を半割に切り、さらに円周に沿って20mm幅にカットしたものを3枚用意しました。これを厚紙テープと呼びます。
ウレタンシートは長さをアイピースの円周分、幅は20mmとして1枚。これはウレタンテープと呼びます。
厚紙は70mm角を1枚切り出し、直径25mmの穴をあけます。これは台紙と呼びます。
厚紙から70mmx60mm角を1枚切り出し、直径10mmの穴をあけ、穴の周囲10mm幅を黒く塗ります。これがアイガードになります。
厚紙から別途、5mmx70mmを4枚、10mmx70mmを2枚切り出します。
2)筒の作成
ウレタンテープの端に厚紙テープを1枚両面テープで繋ぎます。1~2cm重ねて貼っておけばいいでしょう。
ウレタンテープを内側にしてアイピースに巻き付けます。きっちりではなく少し緩めに巻くのがいいでしょう。
厚紙テープの残りは、補強のため外側に貼り足して筒の完成。
3)台紙と筒を接合
ここがこの工作の一番の肝。台紙の中心と筒の中心を慎重に合わせて接着します。
4)台紙のスライド枠の作成
厚紙5mm幅を2枚、10mm幅を1枚、長辺の片側をそろえて貼り合わせたものを2組作ります。
5mm幅の面に接着剤を付け、台紙の両端に貼り付けます。
これでほぼ完成。
台紙とアイガードの四隅を安全のためカットし、台紙の枠に沿ってアイガードを差し込みます。
差し込み方向を間違わないよう、矢印を付けておきます。
アイガードの穴を10mmとしたのは、アイピースを覗き込むことに不慣れな子供たちが、斜めから覗き込んでブラックアウトを起こさせないよう、わざと見口を小さく絞り込んだためと、接眼レンズに眼を近づけすぎないようにすることでコロナ対策としました。
アイピースのレンズから距離をとることでレンズの皮脂汚れを防げるなら、プラ板のバリアは不要なので素通しの穴でいいでしょう。
ただ、アイガードに眼(まつ毛)が触れることに変わりはないので、アイガードの方は参加者個々に配りたいし、強度性の問題もあるので、台紙部分も含めここはプラ板か、それに代わる強度の素材で作り、回収・洗浄して繰り返し使うのがベターでしょうね。
ただそうなると穴あけ加工をどうするか・・・電動ドリルの出番かな・・・なにしろ不器用ものなので紙工作以外自信がありません(苦笑)。
ともかくも、これでアイガードを差し込んだ後は両手が空き、安定して観望が出来ますよね。
今また自己満足に浸っていますが、果たして評価のほどは(笑)。
曇りがちな晴れ。
雲の無いように見えていても薄雲が広がっている、白っぽい青空。
9時方向の白斑のところに黒点が出ています。
小さいながらも眼視でわかりました。
8時と9時の方向のプロミネンスはすぐにわかるサイズと明るさがありますが、2時方向の大きなアーチ状は画像処理で浮かび上がってきました。
他にも小さなものもあり、今日もにぎやかなHa画像です。
8月1日に、5か月ぶりの天体観望会を開催しました。
新型コロナの禍中という事で、事前の検温とマスク着用は公園事務所から言われていましたが、天体観望にはもう一つのハードルがありました。
天体観望会(観測会・観察会)をされている方は身をもって実感されていると思いますが、観望会で使用したアイピースはレンズが油で汚れているので、終わった後でクリーニングされていますよね。
私自身は普段からメガネ派なのでアイピースが油汚れすることは無いのですが、観望会では参加者がアイピースをのぞき込むとき、まつ毛がレンズに触れることがあり、どうしてもまつ毛についている皮脂油がレンズに付いてしまうんですよね。
今話題の新型コロナウイルスは口や鼻からの飛沫感染だけではなく、粘膜もある眼からも感染してしまうと言われています。
観望会で不特定多数の人がアイピースをのぞき込むことで、レンズとまつ毛を通して感染することも絶対ないとは言い切れないわけですよね。
天体観望会でクラスター発生なんてなったら一大事です。
そこで、8月の観望会はPCカメラとパソコン画面、あるいは一眼レフのモニター画面を使っての電視観望というスタイルを取りました。
画面に映し出された天体を複数人で同時に見られる、一緒に画面を見ながら解説が出来るなどのメリットがある反面、モニターに映し出される像を見ることでビデオ動画を見ているような感覚になり、ライブ感というかリアル感に欠けるところも感じました。
もうひとつ、これは慣れもあるのでしょうが、望遠鏡を操作するうえで、対象導入の最終段階でアイピースではなくモニター画面を見ながらの微調整に、一種のもどかしさを感じたものです。
導入のときだけアイピースを使い、導入後に電視観望に切り替えるのも一つの方法ですが、今度はアイピースとPCカメラの同焦点という問題が出てくる場合があります。
観望会が終わった後、何か他に対策はできないかと浅智恵を絞っていたら、ふとひらめいたものがありました。
マスク代わりのフェイスシールド、フェイスシールドに倣ったアイガードは?
例によって得意の簡単紙工作の出番です。
用意したのは、プリント用紙の袋に入っている厚紙ボール紙、100均で買ってあったプラ板の残り、同じく100均のクリップ、工作用に100均の円切りカッター、普通のカッターナイフ、スチール定規、以上。
厚紙を6x12cmに切って真ん中で折り曲げ、円切りカッターで直径4cmの穴をあける。
プラ板を5cm四方に切って厚紙に挟み込み、クリップで留める。
完成。
これを参加者に1枚ずつ配り、各自アイピースに当てて覗いてもらう。
観望会終了後は回収し、プラ板だけ台所洗剤を溶かしたぬるま湯にしばらく漬けてから水洗い。
材質が柔らかいプラ板なので傷が付いてくれば交換、または硬質のアクリル板の薄いので作るのがいいかも。
これならアイピースを使っての観望ながらコロナ対策になり、アイピースの皮脂汚れも防げる・・・。
果たしていいアイデアか、それともやはり浅知恵だったか(笑)。
雲の多い晴れ。
4時方向のプロミネンスがすぐ目に付きますが、8時10時方向のほかにも小さなものが出ています。
プラージュや大きな活動場所、南半球の細長いダークフィラメントも見られます。
明るく見えているプラージュの近くに発生したという黒点は、ミニボーグでは確認できませんでした。
西端には、長く楽しませてくれた黒点ももうありません。
なので白色光画像は省略しました。
晴れたり曇ったり。
午後になって晴れ間が安定したところで撮影。
西の端に来た黒点は、ずいぶん小さくなりました。
9時近くのところに白斑が見えています。
2時、3時、9~10時のところに小さなプロミネンスが見られます。
北半球中央左寄りのところ、以前小さな黒点のあった辺りですが、活発な活動の様子が見えます。
そのさらに左の方にプラージュも出ています。
大人しいように見えていても、決して静かではないようですね(笑)。
早朝の快晴から徐々に雲が増えだし、昼には雲量50%以上か。
大きい方の黒点は少し小さくなってきましたが、まだ半暗部もあるしっかりしたものです。
小さい方は強調処理をしないと見えないほど衰えています。
7時方向のプロミネンスは消えてしまいましたが、4時、8時、10時方向には小さいものが見えています。
10時方向には濃いめのダークフィラメントが見えます。
今夜は5か月ぶりの星空観望会です。
直接アイピースを覗くのは時節柄ためらいがあるので、cmosカメラとパソコンを使っての電視観望になります。
すっきり晴れは難しいかもしれませんが、薄雲越しにでも月や木星などが見られればと願っています。