アガパンサスの花粉
終日曇りかなと思っていたら、夕方近くなってから降り出しました。
昨日と逆の展開です。
毎年咲き、毎年撮っていたのが、去年はなぜか不発に終わり、近所の街路樹の周りに咲いていたものを採取していましたが、今年は我が家でもアガパンサスが花を付けました。
南アフリカ原産の多年草ですが、あらためて調べてみて困ったことになりました。
Wikipedia ヒガンバナ科アガパンサス属
NHK趣味の園芸 ムラサキクンシラン科ムラサキクンシラン属(アガパンサス属)
GARDEN STORY ユリ科アガパンサス属
属に関してはアガパンサス属に間違いなさそうですが、それより大きなくくりの科がバラバラです。
他にもいくつかのサイトをあたってみましたが、上記3つのどれかを記載しています。
ちなみにクンシランもムラサキクンシランもヒガンバナ科で、アガパンサスの和名が紫君子蘭とか!
アガパンサス君、君は一体何者かね?
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この子も柿の種状の花粉なのですね。
分類がバラバラなのはたぶん著した人の年齢…つまり時代による変遷が影響してるものと思います。ここ20年くらいはDNA鑑定が発達し、古い時代の分類が大幅に見直されましたから。
wikiのアガパンサス属のページ、「分類」の項目に名前が登場してますが、近年良く見かけるのはAPG分類系、新Engler分類系、Cronquist分類系という三つの派閥ですね。ひとつの分類系でも版によって科が変わったりするので、何に注目して分析するかで複数の解釈が存在するのでしょう。
投稿: みゃお@ほんのり光房 | 2020年7月16日 (木) 16時16分
みゃおさん、こんにちは
花粉の形状から分類すれば、ヒガンバナ科もユリ科も「柿の種」なので、どっちでもいいようにも思いますが(苦笑)。
DNAから辿るのが正統なんでしょうね。
投稿: 悠々遊 | 2020年7月16日 (木) 17時57分