星座を作る星107 へび座アルファ 星座を作る星108 へび座ベータ
星座を作る星107回目は、へび座α星ウヌクアルハイ
フラムスティード番号24
距離約73光年
眼視等級2.6
絶対等級0.9
スペクトル型K 橙
半径15R
光度70L
表面温度約4,300k

へび座α星はへび座で一番明るい星で三重連星系。
A星はK型巨星、伴星B星は11.8等で主星から約58秒角離れて見え、C星は13等級で138秒角離れて見えます。
星座を作る星108回目は、へび座β星
フラムスティード番号28
距離約153光年
眼視等級3.7
絶対等級0.3
スペクトル型A 白
質量2.4M
表面温度約8,500k

へび座β星はべびの頭にあり、こちらも三重連星系で、主星AはA型準巨星。
伴星BはK型主系列星で10等級で、主星から31秒角離れて見えます。
伴星Cは11等級で、主星から201秒角離れて見えます。
今回はどちらも似たような三重連星系で、どちらもデータが乏しいという事で2つ同時にアップしました。
ストックが底払いしてしまいました。
次の新月期でまたストックを増やさなきゃ。
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悠々遊さん、こんにちは。
β画像の左端にある赤い星が気になったので調べたら、ミラ型長周期変光星のへび座R星でした。ちょうど復光中のようで、この画像で見ると9.5等くらいでしょうかね?初夏には6等台前半になると思います。
ひとつひとつ拝見する度に様々な発見があって、面白いです。いつもありがとうございます。
投稿: みゃお@ほんのり光房 | 2020年4月 4日 (土) 11時19分
こんにちは。
星って本当に様々な色をしていて楽しいですね。
先日読んだ本に、太陽は黄色ではなくて白色だと書いてありました。
私は黄色っぽいと思っているのですが、、、。
108と言えば除夜の鐘の数ですね。
投稿: やまねももんが | 2020年4月 4日 (土) 11時22分
みゃおさん、こんにちは
コメントありがとうございます。
こちらこそ、みゃおさんの博識ぶりにいつも驚かされています。
ヒントやアドバイスをいただき、それが次の観望や撮影に繋がりとても面白い(笑)。
投稿: 悠々遊 | 2020年4月 4日 (土) 14時59分
やまねももんがさん、こんにちは
コメントありがとうございます。
撮影した画像の星もカラフルになるよう努力中です(笑)。
太陽が白色? 確かに黒点撮影などでは「白色光」と表現しますし、明るい透過光は3原色が混じると白色になりますからねえ・・・。
でも距離を置いて明度が下がると、やはりスペクトル型のとおり黄色に見えるんでしょうね。
108は煩悩の数か(笑)。
煩悩の多い人間なので、星座を作る星の数もまだ増えそうですよ(笑)。
投稿: 悠々遊 | 2020年4月 4日 (土) 15時12分