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2020年3月15日 (日)

今日の太陽 2020/3/15 と 試写

朝から快晴。
9時前に撮影開始。
撤収してパソコンにデータ取り込み。
ふと外を見ると雲がいっぱい湧いている!
いつもと逆の状況でした。
200315b37
黒点は見えません。
200315ls50
プロミネンスも目立つようなものは見当たりません。
 
先日の夜、22時頃まで晴れの予報だったので、月の出までの間いくつか気になっていた機材の試写をしてみました。
CAPRI-80ED(500mm/F5.8)とASI224MCの直焦点でM81撮影。
パソコンモニタを見ながら適正露光を探りGain400の15秒で247枚撮影し、良像側から126枚をコンポジット。
腕もうっすら写っていそう。
M81_200313x126
同じくM97をGain500にして10秒露光で200枚撮影し、良像側から80枚をコンポジット。
フクロウの二つの目がかろうじて識別できる程度。
どちらも鏡像反転しているのを修正し忘れてました(苦笑)。
M97_200312x80
一応仕上げてみましたが、撮影時刻が早く空がまだ明るかったこと、途中で薄雲が過ったらしいことなどマイナス要素もあり、コントラストが低くとても満足のいく結果ではありませんが、PCカメラでどの設定でどれぐらいまで写るのか、ある程度の見当はつきました。
というのも数年前同じことを考え、当時使っていたASI120MCで球状星団と銀河を試写したことがあります。
ASI120MCはGainが低く、露光時間を伸ばしていくとどういう訳か5秒を過ぎたあたりから、モニタ上にごみのような小さな黒い粒々が増え、とても使えないと諦めたいきさつがありました。
今回はそんなことは起こらず、明るい惑星状星雲や球状星団などなら使えそうな手ごたえありです。
 
PCカメラでM97を撮った後そのままデジイチに切り替えて、Iso6400に設定しヒストグラムの山が真ん中に来る露光時間を探り、20秒露光で40枚撮影。
今回はノイズを確かめる試写でフラットフレームもダークフレームも撮っていません。
20秒以上にすると飽和してしまうのはやはり空が明るい証拠。
M97_200312x40
改造していない9000DでのIso6400は撮影枚数さえ増やせば使えそうです。
次回は改造KissX7iでIso6400を試してみよう。
Img_1776
Img_1778
我が主砲も徐々に載せるものが変化しております。

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コメント

悠々遊さん、こんばんは。

お天道様は相変わらずですね。
またしばらく静かなのかな?
夜遊びスーパーアイテム、凄い重装備!
なんだかロケットランチャーが飛び出しそう!
カッコいいですね。
ISOを上げての短時間露光で連射(連写)かな?
良い結果を楽しみにしています!

layout3さん、こんばんは
コメントありがとうございます。
80mm/F7の鏡筒なのでデジイチが大きく見えてしまいますね(笑)。
ビクセンのフリップミラーの眼視側に今回PCカメラを付けて、ワンタッチ切り替えの同焦点で撮れるようにしました。
期待通りの結果が出せればいいのですが・・・。

CAPRI+224、とてもいいですね。私ならこれだけ写ったら十分満足です。カラー撮影ではなかったのですか?

最微光星を測ったら16.6等でした。空のコンディションと画像処理が最適化されれば、もう一段階暗いところまで届きそう。機会があれば「汎用光害カットフィルター」ではなく「強い光害カットフィルター」を試すのも手です。

今年冬に例の小惑星リュウグウが地球へ接近します。最大光度となる11月中旬ごろは宵空のペガスス座で16.8等級。その頃までにこの撮影システムを完成させて、ぜひ狙ってみてください。

みゃおさん、こんにちは
コメントありがとうございます。
CAPRI80EDとASI224MCの相性よさそうです(笑)。
新しい機材を手に入れる余裕はなくても、手持ち機材の組合せを変えての新たな発見も楽しいですね。
適正露光と適正Gain はもう少し探ってみようと思っています。
眼視観望用途で安価なSVBONY製CLSアメリカンサイズを買ったまま、まだ出番がないので今度これも試してみようかと。
LPR-Nとの違いがよく分かっていないのですが(苦笑)。

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