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2016年10月14日 (金)

自由研究 直焦点撮影と拡大撮影の境界

目の保養に訪れる天体写真のサイトのオーナーさんたちは、アマチュアながら凄い技術をお持ちの方々で、アップされる天体写真はどれも、文字通り目の保養にはなるのですが、私のような怠け者にはレベルが高すぎて、目指すべき目標にもなりません。

ましてや、これから気軽に天体写真でもやろうかという初心者には、気後れを起こさせて「こりゃ天体写真は自分には無理だ」と、意志を挫けさせるのではないかと危惧すらもつ次第(笑)。

だから、先ずは「これぐらいならちょっと慣れれば撮れそう」という、私のようなレベルのサイトも必要ではないでしょうか・・・・と、長い言い訳になりました(苦笑)。

さて、天体望遠鏡を通して異次元を覗いたら、眺めるだけでなくカメラで撮りたいと思う人も多いはず。

で、望遠鏡を望遠レンズ代わりに直焦点で撮影するのが、一番わかりやすいと思うのですが、相手が惑星だったりすると直焦点では物足りなく、もっと拡大して撮りたい、となるわけで接眼鏡を介しての拡大撮影の出番になるわけ。

とまあ、これが一般的な流れかと思いますが、悠々遊はふと思いました。

直焦点に比べ接眼鏡を間に入れる拡大撮影は、レンズの数が増える分だけ受光ロスが増え、おまけに拡大することで単位面積当たりの受光量も減る・・・つまり暗く写ることになる。

 直焦点撮影(CAPRI-80ED f=560mm ISO200 1/2000秒)明るさ調整

Photo_2

 24mm接眼鏡で拡大撮影(560÷24=約23倍 ISO200 1/500秒)明るさ調整

24mm

 18mmで拡大撮影(560÷18=約31倍 ISO200 1/80秒)明るさ調整

18mm

そこで、接眼鏡で覗いた時の対象の見かけの大きさを、直焦点で撮るには、望遠鏡の焦点距離はどれぐらいになるのか。

拡大撮影の場合、対象がカメラの受光面にどれぐらいの大きさで写るのか、という計算で合成焦点距離というものがあります。

例えば愛機CAPRI-80EDの場合焦点距離560mmに接眼鏡10mmを付けた場合、倍率56倍になり、接眼レンズの後ろ端からカメラの受光面までが60mmと仮定すると、60mmx56=合成焦点距離3360mmになるそうです。

一方、人間の眼球は大人で23~24mmだそうですから、接眼レンズの後ろ端から網膜まで約25mmと仮定して、25mmx56=約1400mmということになるのでしょうか。

56倍でお月さんを覗くと、ほぼ視野一杯に全体が大きく見えますが、焦点距離1400mmの直焦点では満月の大きさは約13mmになるので、一般的なデジイチのAPS-Cサイズ受光部(23.4mm×16.7mm)でほぼ画面一杯に全体が写ることになるようですね。

では、560mmの焦点距離を接眼鏡を使わずに1400mmに伸ばす方法は?

望遠鏡の焦点距離を延ばす機材にバローレンズがあります。レンズが入っているので受光ロスは起きますが、接眼鏡ほど複雑ではなさそうなので、2.5倍のバローレンズがあれば、560mmx2.5=1400mmに出来ますね。

でも実際のところ、接眼鏡で倍率を稼ぐためのバローレンズはありますが、直焦点撮影のために焦点距離を延ばす目的のバローレンズなんてあるのでしょうか?

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コメント

こんにちは~(^_^)
望遠鏡をセッティングしたらまた雲が出てきました。
今日はやっぱりダメかな…
撮影時の焦点距離、なかなか難しいものがありますね。
惑星撮影されている方のをみていると、
4000mmあたりから8500mmという方もおられます。
アイピースによる拡大もバローも、気になるのがホコリ。
スプレー缶のブロアーでシューーーーッとやってもなかなか吹き飛びません。
実は…、
先週5倍バローを買いましたが、
その直後、20cm反射が手に入ることが決まりました。
至近距離のところにVIXEN VC200Lが眠っていたのです。
11月第2日曜にわたひのものになる予定です。
これなら直焦で月のクレーター撮影ができます。
木星・土星も直焦OKです。
1800mmなので合宿の時より1割小さな土星像となります。
ま、それでいいかなと思いますが、
状況によっては、アイピース拡大かバローを使うか、悩むことになるかもしれません。
直焦か拡大か、永遠の課題かもしれません。

かひちやうさん、こんにちは
間に余分に入れると、それにくっ付いてくるゴミ、ホコリ、油脂指紋が困りものですね。
本当はよけいな物を何もいれない直焦がいいのだと思いますが、いろんな焦点距離の筒を揃えるわけにもいかず、選択はアイピースかバローか。
今日は夕方に向かって晴れるそうですが、あまり低い位置での撮影はできないので、あきらめました。
20cm/1800mm魅力ですが、重い嵩張る・・・で私の入手選択からは外れていました。

悠々遊さん、こんにちは。

うぅ〜ん…。
簡単な話のようで、読めば読むほど逆に悩みそうなお話…。
わかったような…。
でも、人には説明できないような…。
勉強になりました。
やっぱり悠々遊さんって学校の先生みたい!

layout3さん、こんにちは
書き方が拙くて分かりにくくすみません。
てっとり早く言えば、56倍の望遠鏡で見たとき、直焦点に換算すると1400mmの望遠レンズで撮るのとほぼ同じになるかな、という話でした。
実は直焦点よりも広い視野を得るには、倍率を何倍にすればいいのか、と考えていて思いついたことでした。

悠々遊さん、こんにちは。
星々想々と申します。横から失礼します。

「直焦点撮影のために焦点距離を延ばす目的のバローレンズなんてあるのでしょうか?」
とのことですが、ビクセンから出ているエクステンダー
http://www.vixen-m.co.jp/telescope/acc/36310.html
などはいかがでしょうか。基本的には接眼用のバーローレンズと同じ凹レンズの光学系ですが、直焦点でもケラれないように大きなレンズを使用しているようです。

また望遠レンズ用のテレプラスPRO300も使用できると思います。300mmでの最適設計のようですが、50mmから超望遠レンズまで使用可能とのことですので私はこれの2倍のものを月や太陽の撮影に使用しています。
http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/eq/camera-lens/kenko_teleplus/pro300_1/

収差の問題がありますが、テレプラスとカメラボディの間に接写リングを入れると若干拡大率を大きくすることもできるようです。

星々想々さん、こんばんは
コメントありがとうございます。
なるほど、エクステンダーという方法がありましたね。
直焦点ではレデューサーの方にばかり目が向いていて、すっかり失念していました。
ケンコーテレプラスは、昔々フィルムカメラのころに、交換レンズを何本も買えるほど余裕がなくて、一度使ったことがあります。
でも画像が甘くなってしまうので、すぐに使わなくなったのですが、今は性能が格段に上がっているのでしょうね。
こんな記事を書いていながらなんですが、最近はPCカメラを使っての直焦点で月や惑星の拡大を撮るようになり、バローレンズ+PCカメラで目的を達しています。

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