太陽画像を再処理
苦し紛れのネタ作りに5月にLUNT LS60THaで撮った画像を再処理してみました。
この前やってみたペイントショップの「インテスカラー」は「インテンスカラー」の間違いでした。
これはハイライト/中間/シャドウをそれぞれコントロールするコマンドの、特定の組み合わせに名前が付けられたものでした。
元画像として5/11のものを用意して、
当時はこれで満足でしたが、これにインテンスカラー処理を加えてみると、
ぐっとコントラストが高まりました。前にも少し触れましたが、コントラストを高めるためメインフィルターを2枚重ねる、ダブルスタックという方法で撮られた画像に近い印象になりました。
ダブルスタックは倍近い出費を強いられるわけですから、ソフト処理だけで済むなら多少質は落ちてもありがたいものです。
しかし全体が暗くなった分プロミネンスの印象が弱まってしまい、いまひとつ物足りない。
そこでシャドウだけをグット持ち上げてみました。
プロミネンスが強調され見栄えが良くなりました。
元画像自体が良くなるわけではありませんが、隠れていた情報を引き出すという意味でこうした処理は、確かに有効なのでしょうね。
太陽画像に限らず、後の処理に手間を惜しまなければ、元画像の持つ情報をもっと引き出せるのでしょうが、いかんせん面倒なことが大の苦手なので、私にはこの辺が限界です(苦笑)。
最後にモノクロ・バージョンを。
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こんにちは
インテンスカラー仕上げはリアルで綺麗ですね。
見えない部分を引き出す作業は面倒でも浮き出て来た時はヤッター感あります。
モノクロ画像も太陽の活動がハッキリ、産毛も多く出てますね。
何度も見返してしまいます。
投稿: テナー | 2014年8月17日 (日) 10時59分
こんにちは。
これ凄いですね。
太陽の表情ががらりと変わりますね。
情報を100%引き出せたら、どんな画像になるのか恐ろしい気もします。
そちらは雨は大丈夫ですか?
投稿: やまねももんが | 2014年8月17日 (日) 11時09分
>>テナーさん
こんばんは。
画像の持つ情報をうまく引き出せれば、びっくりするような仕上がりになることがありますね。
あれこれいじること自体は嫌いじゃないのですが、いつも必ずその手順を踏み、且つ毎回の微妙な調整もとなると、すぐにものぐさの虫が顔を出して「面倒だ~」と言い張るのですよ(笑)。
お褒め頂いたので今回の処理は成功でした(笑)。
投稿: 悠々遊 | 2014年8月17日 (日) 20時16分
>>やまねももんがさん
こんばんは。
このインテンスカラーのコマンドは効果を理解して使ったわけでなく、どんな風になるのかなと試してみたら、たまたま良い結果が出たのでした。
情報を100%引き出せたら、確かにすごいものが出そうですね。低いところですぐ妥協してしまう私には無理ですが・・・(苦笑)。
今日は大阪まで出かけてきました。あちらは薄雲込みの雲量60%ぐらいでしたが、京都に戻るにつれてどんどん雲が増え・・・雨は無かったですが星空は望むべくも無い状態です。
投稿: 悠々遊 | 2014年8月17日 (日) 20時26分