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2012年1月29日 (日)

小津映画鑑賞

 金曜と土曜に文化パルク城陽で文化庁主催の優秀映画鑑賞会があり、小津安二郎監督の4本が上映され、昨日はその内の「東京物語」と「秋刀魚の味」の2本を見てきました。いずれも題名だけは知っていたものの見る機会の無かった1960年代の映画です。

 親子あるいは父と娘の日常やちょっとした変化を、等身大の目線で追い、切ない展開にも時にユーモアも交えて描かれているもので、最近のドラマのような凝り過ぎた展開はないものの、それが却って新鮮に写ります。名作と評されるのが実感できる味わいのある映画に、どっぷりと浸かったひと時でした。

 笠智衆という俳優はこれまで晩年の出演しか見ていなくて、演技が上手いのか下手なのか分からない役者さんでしたが、この2作での主演振りを見て、飄々とした立ち居振る舞いがこの人の魅力なんだと納得した次第。また岩下志麻、岡田茉莉子、香川京子たち今では貫禄ありすぎの大女優が20代、30代の若々しい姿で出ているのにも見とれてしまいました。

 さて、夕方から雲が途切れだし青空が広がる気配があり、翌日が日曜日なので夜更かしOKと、SXW赤道儀とED103S屈折望遠鏡を裏庭観望所に持ち出し夜を待つことに。

 夕食、風呂を終え庭に出るとほぼ晴天。早速極軸合わせ、アライメントと進んだところで急に腹痛を覚えトイレに駆け込む事態。しばらくして収まったのでアライメントの続きに戻ると、何と! 空一面に雲が広がり星なんて何も見えない状態に激変してました。それから1時間あまり、天候の回復を待って時間つぶしをしていましたが、とうとう諦めざるを得ず撤収。ひとつ目のアライメントでふたご座のポルックスを見たのが、唯一の収穫ではあまりにも悲しい。

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コメント

 両作品とも見ました。というか、小津作品でこの2タイトルだけDVDを持っています。『東京物語』のせつなさ、何度見てもたまりません。

年配者の中には「昔はよかった」と言う人がいますが、この映画を見ていると老親に対する子供たちの扱いは今も昔(50年前)も、そう変わりませんね。自分たちのしてきた事は棚に上げて今の風潮を批判するのは人間の性なんでしょう。

書き込み有り難う御座いました。(レスは当該記事のコメント欄に付けさせて貰いました。)

「演技が上手いのか下手なのか判らない役者」、笠智衆氏に対するイメージは自分も全く同じです。志村喬(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%97%E6%9D%91%E5%96%AC)氏にも同じ様なイメージが在るのですが、後からジワジワと存在感を感じさせる“味”が在るんですよね、御二方共に。

giants-55さん

そういえば志村喬さんも、どこか飄々としたところが持ち味でしたね。最近はギラギラした俳優はいても、ああいう役者はとんと見かけないように思います。まあ、強いて言えば片岡鶴太郎さんあたりが近いかもしれないけど。

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