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2010年11月 4日 (木)

政治とは難しいものか

 オバマ民主党が大敗した。菅民主党に続いてあちらでも捩れが生じたらしい。野党の立場で政権批判するのは簡単だが、いざ政権を担うと舵取りが難しいということか。
 日本の民主党には期待するものがあったが、今のところ期待倒れに終わっていて歯がゆい。所詮民主党も自民党と大して変わりが無いということだったようだ。しかし、政権交代が悪かったかというと、そんなことは決してない。自民党の長期政権下では決して表に出てこなかったことが次々明らかになったし、例えパフォーマンスの面が強いとしても「事業仕分け」を公開の場でやったことは大いに評価していい。

 日米どちらの民主党も、前政権のツケを背負わされてその返済に四苦八苦しているところがあり、国民の側も性急に結果を求めすぎという気の毒な面もあるが、そもそもそれを承知で政権取りに行ったのであり、国民もその妙案と手腕に期待して政権交代を望んだわけだ。前政権が無難に運営されていたらチェンジは無かっただろう。

 捩れ国会を危ぶむ向きもあるが、私はむしろ歓迎している。安定政権とか強いリーダーシップを求めると、ひとつ間違えれば独裁に繋がることは、ご近所の国を例に出すまでも無いだろう。捩れ状態だからこそ、無責任に批判しあうだけでなく、実施可能な政策を互いが知恵を絞って出し合い、良いところは認め合って施策に反映するのが、本来の政治であり切磋琢磨の真髄だろう。そこには「国の安定」ではなく「国民生活の安定」の視線が常にあることが前提である。「国民生活の安定」があれば、誰に強制されるまでも無く「愛国心」が生まれるのは自然なことであり、それが「国の安定」に繋がってくるだろう。

 国民目線でもうひとつ。「国家機密」と称して一部少数のものが、あくまで情報の公開を拒否する状況が永らく続いているが、これは「国家は国民を信用していない」と宣言しているようなものではないか。
 もちろん、現在進行中の外交問題など、微妙でデリケートなものに関しては、相手との信頼関係などもあり直ちに公開とは行かないだろうが、アメリカなどのような期限付きの公開を義務付けるルール作りはぜひ必要だと思う。一部の人間の勝手な判断で「秘密を墓場まで」もって行かれたり、嘘をつき通されて「国民の知る権利」を蔑ろにされることは、決して許されるべきではないと思う。
 国家の主権が国民にあるのなら、情報の公開は政権担当者が恣意的に行うべきものではない。

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コメント

書き込み有難う御座いました。(レスは当該記事のコメント欄に付けさせて貰いました。)

選挙前から予想はされていたものの、思った以上の民主党の惨敗振りでしたね。オバマ政権を生み出した源泉とも言える「若い層」及び「黒人層」が、今回は多くが棄権、乃至は共和党への投票という形になったのが大きいのでしょうが、矢張り「経済の立ち直りが見えない。」というのが致命的だった。オバマ大統領の掲げる「理想」には反対しないけれど、其れよりも今は「現実」を何とかして欲しい。そういう声が勝ったという事でしょうね。

小泉政権下の様に「与党に従わなければ、人に非ず。」的な雰囲気は自分も怖いと思うし、そういう意味では捻じれ現象が100%悪いとは思わない。唯、どういう状況下で在れ、与党も野党も「国民の事を最優先に考える。」というのを忘れないで貰いたい。与党も野党も「党利党略」ばかりを最優先させ、肝心の国民が置き去りになっている感が在るので。

政権交代のマイナス面ばかりをマスメディアは指摘するけれど、自分も政権交代自体は良かったと思っている人間です。こちらで悠々遊様が指摘しておられるので詳細は書きませんが、自民党時代には絶対に出来なかった事が行われ、闇の部分が白日の下に晒されてもいるから。唯、「集票マシーン」たる存在が自民党政権時代から変わっただけという面も間違い無く在り、新しい集票マシーンの顔色を覗って、政策がころころ変わるのだけは勘弁して貰いたい。

理想では腹は膨れない。という事を改めて突きつけられたわけで。理想の実現と現実への対処は政治の両輪なんですね。どちらが欠けても国民は不幸です。

子供が来春卒業ですが、まだ就職先が決まりません。私の方も後何年会社勤めができるか、という状況です。現実は厳しい。

書き込み有難う御座いました。(レスは当該記事のコメント欄に付けさせて貰いました。)

上記で書き漏らしてしまったのですが、今回の民主党の大敗北で、オバマ大統領が推し進めようとした「核無き世界の構築」がストップ、最悪の場合は更なる核武装へと転じる事だけは無い様に願いたいです。

「理想」と「現実」をどう擦り合わせて行くか。此れは本当に難しいと思います。「育成」し乍ら「優勝」を成し遂げなければいけないというプロ野球の世界と、或る意味相通じるかもしれません。でも難しいからと言って、「出来ません。」と放り出す事は許されない。一国のトップというのは、其れだけ思い責任を負っているのですから。

御子様の就職先が一日も早く決まります事を、影乍ら御祈り申し上げます。scissors

オバマ大統領の言う「核無き世界の構築」は、我々日本人がイメージしがちなものとは違うようで、その辺はお人好しの日本人とは違い強かです。
民主党であろうが共和党であろうが、アメリカは常に世界のリーダーであらねばならない、その為には「核の放棄」は一番最後にする。と、そんなニュアンスが感じ取れていましたから。

理想の世界がくるのを懐手で待つのと、現実を積み重ねながら理想の世界を構築していこうとするのと。民主主義を自らの手で勝ち取ってきた国民と、棚ぼたで民主主義を手に入れた国民と。漠然とながらそんな違いを感じてしまいます。

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